第104回JFA天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦名古屋グランパスvsJSC | 映画時々サッカー観戦ブログ

第104回JFA天皇杯全日本サッカー選手権大会2回戦名古屋グランパスvsJSC



を観戦。



羹に懲りて膾を吹く。確かに去年の浦和戦は大問題になったけど、まさかこの試合まで豊田スタジアムになるとは。まあ確かに、瑞穂ラグビー場や名古屋港サッカー場は、雨になったら悲惨になる問題もあるけど。

組み合わせだけでも「一生に一度」の試合なんだけど、結果までそうなるとは。



全く予想してなかった。そういう意味では観戦して良かった。



JAPANサッカーカレッジが良かったのは言うまでもない。多分、町田の戦い方をかなり参考にしたのではと思う。ロングスローの多用、サイド中心の攻撃なんかにそれはよく表れていた。

そしてそれ以上に、名古屋が悪過ぎた。1失点は仕方ないにしても、無得点はさすがに言い訳出来ない。こうなった一番の理由はやはりミスマッチ、スタメン。システム、戦術、どれも噛み合ってなかった。

まず今のシステムは、しっかり引いてカウンターに適したシステム。相手に高い位置でプレスをかけることには適していない。なのに試合は名古屋が一方的に押し込む展開。だからサイドに穴が出来てそこから失点。

またスタメンも、しっかり引いた相手を崩すことが得意なメンバーではなかった。テクニックがある山岸、森島、更に今回ベンチにもいなかった山中がスタメンだったらと思わずにはいられなかった。



あとスタメンが酒井なら、もっと前半からロングボールやロングスローを多用して行けば良かったと思う。酒井がそれをそのまま決めるか、こぼれ球を倍井が拾う形を多く作れればとも思った。

思い出すのはカタールワールドカップの日本代表。コスタリカ戦は同じような感じだった。そしてその問題は、未だに解決出来てない。かつては人材の宝庫だった中盤の司令塔やポストプレーヤー。今の日本では絶滅危惧種。もう一度、その存在価値は見直されるべき。

話を戻して、名古屋にとっては痛恨の敗戦。これで天皇杯は終了。改めて一発勝負の恐ろしさを味わうことに。

名古屋が抱えるミスマッチの問題、あと引いた相手を崩す問題を解消するには、個人的にはシステムを4-4-2か4-3-3あたりに変更して、高い位置からプレスをかけることを狙うべきだと思う。いわゆるショートカウンター。ただ、それをやるには長谷川監督は適していない気がする。

最後に、豊田市駅前メグリアが今月いっぱいで閉店。それに伴いさぼてんも閉店。というわけで夕食はここの弁当。



愛はチキンカツ



と験担ぎしたつもりだったけど、その効果はJAPANサッカーカレッジに行ってしまったらしい。さぼてんのトンカツは大好きだから、また違う店で食べたいと思う。