映画日記2024.42.ゴジラvsコング新たなる帝国
を観た。
日本のより巨大かつ走り回るゴジラ。多分アメリカ人からしたら「シン・ゴジラ」
や「ゴジラ-1.0」
はつまらなく見えるのかもと思った。
日本版ゴジラは狂言師である野村萬斎さん
が演じてる。そのため「緩急」がはっきりしてるし、その落差で迫力を出してる。野球で言えば星野伸之や小宮山悟、グレッグ・マダックスみたいな投手のイメージ。
対してアメリカ版ゴジラはロジャー・クレメンスやランディ・ジョンソン、ダルビッシュ有、田中将大という感じ。とにかくパワーとスピードでねじ伏せる。
同じゴジラでも、国が違うとこれだけ違う。そこが面白く感じた。
また、ゴジラ、キングギドラ、メカゴジラ、更にモスラやエビラ、ラドンといった怪獣のデザインは世界に行っても半世紀経っても大きく変わらない。改めて怪獣のデザイン、その凄さを感じた。「本物」とはこういうものなんだと思う。「うまいものはうまい」
の意味がよく理解できる作品。
不満を言うとやはりモスラ。モスラといえばやっぱりあの歌。そこは外しちゃいけないと思った。