2024明治安田J1リーグ第3節セレッソ大阪vs東京ヴェルディ | 映画時々サッカー観戦ブログ

2024明治安田J1リーグ第3節セレッソ大阪vs東京ヴェルディ



を観戦。



ヨドコウ桜スタジアムで初観戦。なかなかいいスタジアムだけど、やっぱりヤンマースタジアム長居



でやりたかった。



直接対決は2016年以来、更にJ1でとなると2005年度以来。2005年は観戦した。まさかあの時はその数ヶ月後に守備が崩壊して降格まっしぐらなんて夢にも思わなかった。

個人的には1997年と2007年も印象深い。1997年が初観戦。前園の2得点などで前半だけで3-0。勝ったな…と思っていたら、5点入れられて敗北。2007年は最終節。この試合でJ1昇格が正式決定。なんだかんだで印象に残る試合が多い。カズのスーパーボレーもセレッソ戦だった。

話を戻して、ヴェルディの試合ということで久々にユニフォームを着ての観戦。今回は2010年の背番号24こと高木俊幸。



両チームに在籍した選手ということで選んだ。



やっぱりヴェルディの応援は相変わらず楽しい。昔から不変のチャントもちゃんと残っていて嬉しかった。

でも試合は敗北。3試合連続で終了間際に失点。確かに惜しかったけど、これが続くのはさすがに問題。いいチーム、そして稲見が退場するまではいい試合だとも思ったから尚更。

何故こうなってしまったのか。個人的に思ったことを挙げてみようと思う。

まずはスタメンの人選。気になったのは稲見と齋藤。城福監督がこの二人に絶大な信頼を置いているのは理解出来る。でもこの二人は本当に今のポジションが適切なんだろうか。特に齋藤は、攻撃の時中央により過ぎてサイドがガラ空きになるシーンがしばしばあった。その結果、セレッソの右サイドバック毎熊はガンガン攻め上がってきた。つまり毎熊は、齋藤の存在を全く気にしていなかった。毎熊とジョルディ・クルークスとのコンビは正にやりたい放題状態。セレッソの右サイドは二人、対してヴェルディは深澤一人だから当然そうなる。必然的に先制点もその流れで生まれた。個人的に齋藤は見木と同じタイプだと思う。使うなら中央で。1トップ下か2トップで。かつて前園も、ヴェルディや日本代表でサイドハーフをやらされて輝きを失った。香川や南野も、サイドに追いやられて輝きを失った。齋藤の左サイド起用も同じものを感じる。これなら翁長の方が良かったと思う。稲見はまだマシだったと思うけど、それでも前半でイエローカードを貰ってる。更に1点リードされて折り返し。結果論でも何でもなく、前半で交代させるべきだった。後半開始から山越を出していれば、引き分けには出来たのではと思う。



だから個人的には、城福監督の采配がこの試合最大の問題だと思う。1店リードされて折り返しなら、後半開始からもっと動いても良かった。稲見だけでなく山見なんかも出して3トップにするとか。もっと相手の意表を突く、弱点を突く采配があっても良かったと思う。稲見と齋藤の問題は、突き詰めて考えると宮原、長谷川、中原の穴が埋まってないことを意味する。また更に采配が後手後手だったことを考えると、小倉コーチ不在の影響も感じる。森下コーチは若手の育成や相談役としてはいいけど、トップチームの監督としては適性がないと言わざるを得ない。最近シンガポール代表監督に就任した小倉さんとはタイプが違う。奈良輪コーチもそう。もっと対戦相手や試合展開に応じて柔軟に選手交代やシステム変更が出来る人をベンチに入れないと、この戦力では苦しいと思う。

今のチームが参考にすべきは2003年のヴェルディ、それもアルディレス監督時代だと思う。あの時も4-4-2システムで、両サイドにサイドの名手を二人ずつ置いていた。左は三浦、平野。右は柳沢、山田卓也。彼等でサイドを制圧して中央をラモンと小林慶行が崩す。米山と林のセンターバックコンビが問題な気がしたけど、見ていて楽しいチームだったし、結果もそれなりについてきた。だから、城福監督もまずは適材適所を意識したスタメン起用をと思う。



悪口ばかり書いたけど、やはり久々のヴェルディ観戦は楽しかった。

あと、やっぱり久々の大阪はいい。今回はサッカー観戦だからあまりゆっくり出来なかったけど、梅田かっぱ横丁のピッコロカリー



は相変わらず美味しかった。あと、関西と言えばやっぱりこの駅弁。





正に飽きない美味しさ。次はもっとゆっくり観光したいと思う。