2023年を振り返って~サッカー編~ | 映画時々サッカー観戦ブログ

2023年を振り返って~サッカー編~

まずは観戦した試合ベスト3から

第1位 J1リーグ第11節 名古屋グランパスvsヴィッセル神戸

イニエスタ不在は残念だったけど、それを補って余りある展開。大迫の「半端ない」先制弾に、最後は藤井の劇的な同点弾。本当に最後まで目が離せない展開。

第2位 天皇杯2回戦 名古屋グランパスvsヴィアティン三重

JFLのクラブなんて滅多に観ないから、新鮮で面白かった。名古屋が控え組中心だったとはいえ2点も奪う善戦。サポーターも熱い人が多かった。今年はリーグ戦が残念な結果に終わったらしいけど、いつかJに上がってほしいクラブ。

第3位 J3リーグ第38節 FC岐阜vsギラヴァンツ北九州

北九州は他力本願とはいえJ3残留。岐阜は田中順也、柏木陽介のラストゲーム。勝敗とは関係なく「最後を飾る」という言葉が相応しい試合。岐阜は来年こそJ2昇格を!

来年はヴェルディがJ1ということで、久々に関西や関東に遠征したいと思う。

で、ヴェルディについて思うこと。

J1昇格は間違いなくゼビオがヴェルディを子会社化して、中村社長を送り込んだことが大きかった。でも同時に、羽生前社長の「功績」も忘れてはいけないと思う。

それは、江尻強化部長の存在。彼をヴェルディに呼んだのは羽生前社長。江尻強化部長、堀スカウト部長を中心にした「アスリート能力に優れた大卒ルーキー」の獲得が、テクニックに秀でたヴェルディユース出身の選手達と見事にマッチ。その代表が佐藤凌我、加藤蓮、稲見哲行。堀さんは後に監督になって残念な形になったけど、この二人の加入が間違いなく大きかった。

あと、羽生前社長時代もヴェルディは何度か昇格のチャンスがあった。川勝元監督時代の2010年、2011年はリーグ5位。今のルールならプレーオフ進出。また、ロティーナ時代の2018年は今年のルールならJ1に昇格出来ていた。

そう考えると、羽生前社長が一概に「ダメな経営者」の烙印を押されるのは疑問符がつく。

今更羽生前社長とゼビオ、どちらが正しかったかを論じるつもりはない。だけど、どちらかが完全に正義とか悪とかいう問題ではないとも思う。みんな方向性こそ違えど、ヴェルディのために精一杯戦ってくれた。そう思いたい。