映画日記2023.74.ミッション：インポッシブル デッドレコニングPART ONE

を観た。

「マンネリ」という言葉、ネガティブな意味で使われることが多いけど実は誉め言葉。そんなことを志村けんが何かのインタビューで言っていた。その意味がよく理解出来る作品。

トム・クルーズの命知らずなスタント。トム・クルーズをひたすらカッコ良く見せるための脚本、配役などのあらゆる演出。全部「またかよ」と言いたくなる。でも、全く不快にはならない。それに大抵の「芸」は「またかよ」と言われる前に、興味すら持たれずに消えていく。そう考えると、「マンネリ」になることの凄さに気づく。「またかよ」と言いながらも3時間ちゃんと観てしまう。その凄さ、ドリフのコントに通じるものがある。

あと、実はトム・クルーズはルパン三世のファンなのではとカーチェイスのシーンを見て思った。黄色のフィアット500。あれを見て「カリオストロの城」を思い出したのは自分だけではないはず。