映画ブログ2013:279「武士の献立」
を観た。
上戸彩、高良健吾主演。
タイトル通り、料理を通して「武士道」を描く作品。数年前の「武士の家計簿」同様、「刀」を使わないからこそより「武士道」が鮮明に描かれている。しかもその「武士道」を、商人の娘が武家の跡取りに対して主張しているのがちょっと滑稽だし、同時にこの作品の最大の見所にもなっている。加えて上戸彩と高良健吾の夫婦漫才も絶妙。これは面白いと思う。
西田敏行と鹿賀丈史のコンビ、そこへ緒形直人が加わった時は思わず「翔ぶが如く」を連想してしまった。
あと余談になるけど、「私の記憶が確かならば」鹿賀丈史演じる前田土佐守の子孫は「美食アカデミー」の主宰となる。また「包丁侍」のトップは「鉄人」と呼ばれていた。そういうところまでしっかり説明してくれればなお良かった(^^)。そしてオープニングテーマに「バックドラフト」を使えばと感じた人も多かったと思う。
うん、やっぱりこういった作品は大好き。