「マンガ・アニメ活用商談会セミナー」に参加した弊社デザイナーのレポートが面白かったので… | いつの間にか伴走支援していました

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ファンドレイジングと出会って、思わず准認定ファンドレイザー資格をとったは良いがどう活かすべきか、迷えるた子羊のBlogです。

長いタイトルでスイマセン。

「マンガ・アニメ活用商談会セミナー」というのに参加した
弊社デザイナーのレポートが、なかなか興味深かったので、
ちょっと掻い摘んで紹介してみようかな…と。

セミナーは
「アニメコンテンツを活用した地域タイアップについて」と題して、
アニメーション作品の企画制作を行っている
株式会社プロダクション・アイジーの執行役員の方からの講演。

そして「マンガ・アニメとのタイアップ提案について」と題しての、
株式会社講談社のライツ企画部の方々からのお話。

この二本がメインだったようです。

さて…。

メインの一本目、
「アニメコンテンツを活用した地域タイアップについて」では
「戦国BASARA」における事例紹介を中心に行われました。

「戦国BASARA」…。

アニメと言えば「宇宙戦艦ヤマト」やら、
初代「ガンダム」を思い浮かべてしまう
私には、知らない世界が広がっています。

イケメン過ぎる戦国武将、伊達正宗や真田幸村が活躍する
アニメのようで、キャラクターも、
端正な顔立ち、細身のビジュアル系が勢揃い。

むさ苦しさのカケラもございませぬ。

この中性的な戦国武将達が活躍するアニメが
知らぬ間に大人気だったようで、
様々なタイアップが試みられたようです。

例えば…

白石温麺協同組合さんの「戦国BASARA 白石温麺」

東北工芸さんの「戦国BASARA 玉虫塗絵葉書」

パールライス宮城さんの「戦国BASARA米」
伊達正宗Ver. 片倉小十郎Ver.

かなりヒットしたものもあるそうです。

もちろん、タイアップしたからと言って
必ず売れる…というわけではありません。

が…。

何はともあれ、
先ずはこういったキャラクター商品の
メリットを上げておられます。

以下の3点があるようです。

1)強力なアイキャッチ力。

2)商品の想定ターゲットと、キャラクターのファン層が重なると
  極めて大きな訴求力となる。

3)高い上代設定が可能。

なるほど…ですね。

そして、アニメファンについては
このようなターゲット分析をされています。

「アニメファンは大きなひとつの塊ではない」
「アニメファンと言っても個々の好みはちがい
 細かいクラスター、細かいニーズが集合している状態」

アニメ的な、漫画的な絵を出せば売れる、のではなくて
クラスターごとに戦略を考えなければいけない…って事でしょうか?

タイアップに向き、不向きもあるようで、
向いている商品は、

お土産商品で、ご当地感、キャラクターとゆかりのある、
物語の中でどうキャラと結びつくか想像しやすいもの、

といったところを、ポイントとして出されていました。

安直に商品を出すのではなく、
誰に、どうやって訴求させるのか、
結局は、マーケティングの基本的なところが大切なようです。

さて、次は成功するためのポイント…ってのを上げておられますが、
そこまで書くと、長いBlogになってしまいますので、
また「次回」ってことで、御容赦下さい。

(続く…)