退場が全てを変えた試合「ジェフ市原・千葉 vs 水戸ホーリーホック」 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今回は、帰りが雨になりそうなことも予想し、久しぶりに自転車ではなく電車でフクアリに向かう。すると観客の多さを改めて実感。


普段より30分早くフクアリに向かったにもかかわらず、蘇我駅からの人の数がまったく違う。

 

 

魅力的でしかも結果が出るサッカーをすれば、ちゃんとお客さんは増えるんだと実感。


今節の結果はドローになってしまったけど、90分主導権を握って攻め続けるサッカーはやっぱり面白いし、ワクワクする。

 

 

尹晶煥の守りに徹したサッカーもそれはそれでサッカーとしての面白さはあるけれども、やはり地味であることには違いない。

 

 

さて今回の水戸戦は私が4年半観戦して初めてではないか、と思う前半と後半のサイドが逆に。いつもは後半にホーム側ゴールに向かうのですが、今節は逆なので、逆に後半ジェフが攻め続けたことで、ホーム側は45分ずっと遠くから試合を観るという羽目に。

 

 

それもこれも水戸先取点後の相手選手の不可解な行動で、前半運良く退場になったから。

 

しかしこの退場が、私たちの観戦ビジュアルだけでなく、試合結果をも左右することに。

 

 

田中の待望の得点によって同点になって以降は、水戸は441→531のフォーメーションで終始スペースを埋めるサッカーに徹してきたのです。

 

そして水戸ワントップの寺沼がポストプレー型の選手なので、カウンターも仕掛けてこない、というかできない。


この結果、水戸のこの戦術がジェフ・水戸双方にとって「得点が取れない」というこう着状態をうみ、ドローへの道を歩むことに。

 

 

水戸がもっと早くから裏抜け型のFWに変えていたら、恐怖のカウンターが待っていたはず。一方で、水戸のカウンターが増えるとそのカウンターを引っかければ、逆カウンターでいつもの速い攻撃ができるようになる。

 

 

水戸の選手退場と採用した戦術が、ドローを招いたと言っても良い。

 

相手がガチガチに守ってきた場合は、やはりどんなチームでも点を取るのは難しい。実際ジェフは中盤ボール奪取によるショートカウンターが武器だから、こんな戦術で得点することは特に不得意。

 

 

こんな場合は、バルセロナやシティーのように5トップにして、ボックス内での飛び込みの繰り返し、サイドからサイドへのはやいパス、そしてドリブルの仕掛けとワンタッチパスで局面を打開するのだけれど、これは本当にトップレベルの戦術だから難しい(でもこういう局面ではやるしかないが)。

 

なんとも悩ましい試合結果でした。

 

*今回、新規購入したアイフォン15プロで3倍高額ズーム使ってみたのですが相当にいい感じ。それでもデジカメの望遠には敵わないけど・・・