千葉県佐原の名店「うなぎ割烹 山田」の肉食系鰻重 | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

 

 

ここ最近定期的に千葉県内の鰻屋巡りしています。今回は、佐原の名店、こちら「うなぎ割烹山田」さん初利用。焼き方が独特だからなのか、ここの白焼きは今までの白焼き史上ベストの白焼き。ここはわざわざ行く価値のある、間違いなく名店です。

 

 

■料理•味

2名で伺い、鰻じか重上、税込3,740円✖️2、白焼き並の単品3,300円✖️1で、計10,780円でした。

 

土曜日の昼11時過ぎに到着し、店の前で30分ほど並んで、10分ほどで白焼き、20分ほどでお重というタイミング(並ぶ際は名前を事前に書く必要なし)。

 

 

特にこの白焼き、特に味付けしていない状態で最初に食べてみたのですが、備長炭で焼いたという皮の香ばしい感じと白身の焼き加減の具合がいい塩梅で、特に皮の部分が実に美味い。そして白身と一緒に食べると旨さも倍増。

 

 

ちょっとずつ生ワサビをつけつつ食し、更に地元のヒゲタ醤油をちょっとずつつけて愉しませていただきました。

 

 

そして鰻重の方は、珍しい鰻が縦置き型。分厚い濃厚なタレの鰻で、魚肉ですが肉食系鰻重という印象。白焼き同様、皮の香ばしさはタレをくぐらせることで更にパワーアップ。このタレが独特の甘辛タレなので、最初は「濃いな」と感じるのですが、食べるほどに馴染んでくる感じ。

 

 

ご飯もたっぷり入っており、ボリューム満点のまさに「肉食系鰻重」でした。

 

 

肝吸は、今まで見たこともないぐらいの巨大なキモでちょっと驚きです。

 

 

テレビ東京番組によると、江戸時代からの一子相伝のタレらしい。そして独特の調理法というのは、蒸気を使ってうなぎの香りと油を残す「箱蒸し」という方法で、江戸時代から当店だけで唯一残っている技法とのこと。

 

 

白焼き以後のこの皮の感じも箱蒸しならではの仕上げなのかもしれません。

 

*宮崎の「和匠うなぎ」のポスターが貼ったあったので鰻は「和匠うなぎ」かもしれません。道理でまるまる太った分厚い鰻だったのですね。

 

■サービス・雰囲気

表に並びましたが、建物の側面にも座敷用の玄関があり、それぞれに空いた席から案内しているようでした。我々は表玄関の食堂側の入り口から入店。

 

 

コロナの問題でテーブル席も3つのうち1つ空けるなど、席間隔は広く安心。更に座敷が二つしかなく、食堂だけでは人気店にして相当狭いです。なので女性スタッフ1名での対応でしたが、十分な対応でした。内装は昔ながらの地方の料理屋らしい内装でした。