今回はボランティア参加の関係で生観戦は連続して欠席。前節のアウェイでは、相手の問題もありましたが見事に快勝し、今季コロナ禍における最高の入場客数のもとのホームでしたが、先取点2点では、さすがにいかんともしがたく敗戦。
それでも後半は選手交代したアンドリュー選手、アラン・ピニェイロ選手、三木選手の三人がもれなく大活躍で奮闘し、1点返した後も継続して可能性あるプレーが観られました。
ここ数試合を通じて感じるのは、ユン監督のハードな戦術にはマッチしないだろうと思われたクレーベ、ゲリア、アラン・ピニェイロの外国人3選手が昨季のプレーとは見違えるような規律的かつ技能的かつ意欲的プレーで活躍していること。
アラン選手は、フィジカルの強さは目立ったものの、動きは鈍く反応も遅く大丈夫かなと昨年は心配していましたが、フィジカルの強さは維持しつつ献身的に守備はするは、テクニカルなシュートで結果を出すは、で、どうしちゃったんだろうという感じ。
ゲリア選手は、足元の技術がおぼつかず、彼がボールを持つと奪われないか不安たっぷりでしたが、ユン体制における練習が効果的なのか、別の選手かと思うぐらい上手くなっている。そして得意のスピードと高さは健在だから、すっかりレギュラー定着。
そしてクレーベ選手。決定力は抜群ですが、いかんせん90分間走り切れる体力がない。それでも今季怪我明けでは、サボることなくコースを切った位置どりはするは、ちゃんと守備に戻るは、で彼もすっかり意識改革、という感じ。
選手が同じでも、指導力次第で再生させたのはプロ野球界の故野村監督ですが、実はユンジョンファン監督も、そんな能力があるのかもしれません。