全てを奪った若者の無欲:ポガチャル、マイヨ・ジョーヌ獲得 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

多分、感染症大流行下(コロナ禍)での開催だけでも歴史的なのに、なんと最後の最後にドラマが待っているとは。。。

 

 

 

 

ツール・ド・フランスは、ランス・アームストロングのドーピング期間を経て、スカイ・イネオスが、長い間覇権を勝ち取っていましたが、今年はベルナルのリタイアにともない、チーム・イネオスが瓦解。

 

 

 

 

そして残る優勝候補のユンボ・ヴィスマの独断場となるはずが、なんとのなんとで、最後の最後にチームUAEの若きエース、ポガチャルが、ユンボ・ヴィスマのエース、ログリッチをタイムトライアルで大逆転。

 

タイムトライアルで現時点世界一とも言われる、トム・ドゥムランにさえも1分21秒もの差をつけたということは、万全のプリモシュ・ログリッチでも、逆転されていたでしょう。

 

それぐらいポガチャルのタイムトライアルは驚異的でした。

 

そして、マイヨ・ジョーヌ(総合)、マイヨ・ブラン(新人)、マイヨ・ブラン・ア・ポア・ルージュ(山岳)、マイヨ・ヴェール(ポイント)四つのジャージのうち三つを独占し、かつステージ優勝も獲得と、開幕当初はツールに出場することだけが子供の頃の目標だったというのだから、無欲の勝利以外何ものでもない。

 

昨年のベルナルに続き、恐ろしい新人が新たに登場しました。来年以降一体どのぐらいの間、2人の戦いが繰り広げられるのでしょうか?

 

非常に楽しみです。