松本山雅は、J1降格組で実力があるのかと思ったら4連杯中。残念ながら試合中のパフォーマンスも不調で、その分、ジェフの好調さが目立った試合でした。
今年のジェフは、先取点さえとれば、どんなメンバーが出場しても(今回は11人中9人が前節から交代)、いつもの442専守防衛スタイルで、90分間11人の選手たちが全員漏れなくサボらず必死にプレーしてくれるので、安心して観戦できます。これが本当のWIN BY ALLですね。
ユン監督の統率力とアイデアによって、組織で守る仕組みと気持ちがちゃんとオーガナイズされている証拠。
寿人選手のワンタッチ滑り込みゴールは、代表時代もよく見せてくれたお得意のプレー。そして寿人選手の動きに合わせてきっちりボール供給できる旭選手もパスの名手の面目躍如。
久しぶりの先発だった増嶋選手のファーに逃げる動きも見事にハマって攻撃面でもセットプレーでの得点が取れるようになってきたのは収穫。
個人的にはセンターバックは、増嶋選手が一番お気に入りなのでディフェンス面でも見事なラインコントロールや頭を突き出してのボールカットなど、いつものプレーもみせてくれて大満足。
おかげさまで、ハーフタイムは、のんびりとうもろこしを食べる余裕もありました。
あとは、先取点取られた場合の戦術とメンタル。この辺りが克服されてくると、ほぼ組織的にはパーフェクトに近くなるので、一気に上位へ食い込むことも現実的になってきました。
今後の上位対決が実に楽しみです。