2連敗して過去最低順位になってしまったけれど、お疲れ様でした「ジェフ市原千葉」 | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

早期退職してシーズン通して生観戦できる環境になったので、初めてシーズンシートを購入し、1年間フクアリでの生観戦含めて全試合観戦させていただきました。

本当にJ1に上がるのは難しいことなんだなと改めて感じています。そして江尻監督、佐藤勇人選手、本当にありがとうございました。

やはりオシム元監督の佐藤勇人選手に対する言葉には、相変わらず心に残る言葉。

「どんな個人プレーもチームプレーには敵わない」

ジェフの個人的コンセプトは、全員プレーで相手よりも「多く考えて」「多く走って」勝つこと。

オシム監督が旧ユーゴスラビア代表監督の時、当時のメディアや国民を黙らせるためにスター選手ばかりのメンバー構成でなんとW杯の本番でドイツ代表と試合をして「どんな個人プレーもチームプレーには敵わない」ということを証明して見せた。そしてベスト8に進出。

当時の綺羅星の如きユーゴのスタープレイヤー選手、足裏の魔術師プロシネツキ、イタリアのベルルスコーニ会長(元イタリア首相)にジェニオ(天才)と呼ばれたサビチェビッチ、そして名古屋グランパスのストイコビッチ。

スター選手がいなくても、考えて走れば攻守双方において数的有利な場面を相手よりもより多く作ることができ、結果として勝利の可能性が高くなる。そんなチームになって欲しい。

今のトップクラブでいえば、クロップ監督のチーム、リバプールFCみたいなチーム。佐藤勇人選手もリバプールが好きなのはよくわかります。ジェフの目指すべき姿がリバプールFCにはあるから。

特にトップ3のサラー、マネ、フィウミーノは特徴的だ。誰よりも多く走って誰よりもポジション修正して、ガンガン攻めまくり、ガンガンボールを奪い取る、そんな世界一の3トップ。私の愛するグアルディオラの天敵であり、全てのチームを圧倒するチーム。もちろん一人一人の選手もレベルは高いが、決してメッシやCR7のようなスーパースターがいるわけではない。それでも圧倒的強さ。

来年のジェフは、新しい監督「ユン・ジョン・ファン」を迎え、日本のリバプールFCを目指して、来季以降頑張って欲しい。