ボクシング軽量級、階級別ベストボクサーは誰? | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

井上尚弥という不世出のボクサーが日本から生まれたので、世界を見渡して軽量級のベストボクサーとは誰か、現時点の階級別の個人的ランクです。

私にとって軽量級とはスーパーフェザー以下という印象。世界的に軽量級がどの階級かは、定義はないようなので。。。

◼️スーパーフェザー級(58.97kg以下):ジャーボンテイ・デイビス
この階級は、何と言ってもフランシスコ・バルガスや三浦隆司に勝ったミゲール・ベルチェルトが万能型で実績含めて一番という人も多いと思いますが、ジャーボンテイのスピードにかかっては目ではないのではと思います。メイウェザー一押しの選手ということもあり、魅力度も加味するとジャーボンテイですね。21戦全勝20KOと成績もパーフェクト。

◼️フェザー級(57.15kg以下):オスカル・バルデスJr
この階級は、メキシカンの中でもアブネル・マレスやレオ・サンタクルスなどの名チャンピオン勢揃いですが、中でも激闘型オスカル・バルデス。やっぱりメキシカンのレバーパンチは魅力的です。

◼️スーパーバンタム級(55.34kg以下):ギジェルモ・リゴンドー
プロキャリアにして初めてロマチェンコに完敗以降、ディフェンス重視のアンタッチャブル型から攻撃型にスタイルを変えました。もう39歳ではありますが、もともとボクシングが上手いリゴンドーが負けをも辞さない攻撃型になればこれほど面白いボクシングはない。WBCチャンピオンのレイ・バルガスやWBOチャンピオンのエマニュエル・ナバレッテともほぼ互角だとも言えるので、今後が楽しみな階級です。

◼️バンタム級(53.52kg以下):井上尚弥
文句なし。これまで底をみせなかった尚弥ですが、ドネア戦ではじめてタフネスも見せてくれたので底も相当深いことを証明。今後の好敵手としては、拓真に勝ったWBCチャンピオンのウーバーリに、山中慎介に反則勝ち?したルイス・ネリ。それに南アフリカのテテか。この三人を倒して真のバンタム級チャンピオンと言えるでしょう。そして確実に倒すでしょう。この中で最も難敵は、何をしでかすかかわからないネリかもしれません。

◼️スーパーフライ級(52,19kg以下):井岡一翔
井岡に微妙な判定で勝ったフィリピンのドニー・ニエテス、ロマゴンを2度粉砕したシーサケットにリマッチで勝ったエストラーダも強いが、そのボクシングテクニックとスピリットに関してはやはり井岡が現時点でトップだと思います。パリクテとの試合では、パリクテも相当なテクニックの持ち主でありましたが、徐々にペースを掴んでタイトル奪取。この試合は感動しました。

◼️フライ級(50.8kg以下):田中恒成
ここでも日本人、田中恒成でしょう。中国の英雄ソン・フンミンに勝った木村翔、長年ライトフライ級で防衛を重ねていた田口良一選手を破って、フライ級死守。

◼️ライトフライ級(48.98kg以下):拳四朗
ここも日本人。ワタナベジムの京口選手の方が個人的好みではあるものの、ここは拳四朗が突出しているのではと思います。弱小ジムのため、メインイベントになりませんが、実力は証明済みなのでどんどん統一選をやって最強を見せつけるか、あるいはフライ級に上がって2階級制覇するのか、今後が楽しみな選手です。

◼️ミニマム級ー

以上、下の階級は日本人勢揃いとなってしまいましたが、やはり日本人のレベルは軽量級ではトップクラスだと思います。なので、もっと世界に出て行ってその実力を証明してほしいです。日本での興行でしっかり強い選手と戦って勝てば、井上尚弥選手のようにトップランク社のような世界的プロモーターとも契約できます。

そうすれば日本の選手もWOWOWのエキサイトマッチで放映されるような世界的スターにきっとなれるでしょう。