あまり評判が良くないようですが、確かにTHE SMITHSというバンドを知らなければ、マンチェスターの若者が、挫折を乗り越えて、美女との絡みも入れながら(モリッシーには似合わないからやめた方がいい)、心機一転新しいギタリストとバンドを始めるまでの平凡な青春映画という印象。
とそれでもモリッシーならではの背景も織り交ぜている点は、そこかしこにみられます。
ニューヨークドールズのTシャツ
ムーア事件の書籍
ラッシュラムラフィアンズらしきイントロ
などなど私が気がつかないのもいくつかあったと思います。
ストーリーは、マーと出会ったところまでなのでTHESMITHSやモリッシーの曲は流れません。
それでもアメリカ50年代のポップミュージックなんかも上手に使われている点、ならでは、ではあります。
そして80年代のマンチェスターってこんな感じだったんだなというのが映像から見受けられる点は良かったと思います。
ちなみにスティーブンが、モリッシーになるまでの経緯を詳しく知りたい場合は以下書籍の方がいいかもしれません。