井上選手のタイトルマッチWBSSは、IBFのみのベルトをかけた試合となりましたが、WBAの防衛はカウントされるという不可思議な試合。
とはいえ「The Monster」という井上選手の愛称その名の通りの試合。
１ラウンドは、ロドリゲス選手のプレッシャーで、若干ロドリゲス選手が優勢だったとは思うものの「相手と向き合って肌で感じて対応したい」と言っていた通り、１ラウンドでその肌感覚を味わうと、２ラウンド目からは、井上選手の見事な左フックの一撃でロドリゲス選手がダウン。
左フックをよく見ると、相手を冷静によく見て相手の顎に完全にフィットさせている。あのパンチならどんなタフな選手でも倒れるでしょう。
そしてとどめは左ボディーのレバーパンチでした。
それにしても、決勝戦は、こちらもまた驚異の左フック一撃のノニト・ドネア。一体どんな決勝戦になるでしょう。とっても楽しみです。
井上選手も見た目冷静でしたが、１ラウンド目は「力んだな」と反省の弁。それでも当たれば倒せるなという感触はあったそうです。
世界チャンピオンは名ばかりチャンピオンも多いですが、井上選手は真のワールドチャンピオン。日本ボクシング史上初めての選手ではないでしょうか？