米国の準属国である日本がロシアから譲歩を引き出すのは難しい | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

日米地位協定によって、日本国憲法よりもアメリカとの協定が上位にある今の日本では、安全保障面では米国の準属国だ。

したがって、米国がロシアを安全保障の対象仮想敵国としての認識が変わらない限り、安全保障的な進展は難しだろう。

アメリカとの安全保障関係から離れて、独自の外交を求めるロシアだが、上記の観点から無理とわかってやっているだろうから、日本との交渉は、北方領土は棚上げして、ひたすら経済協力を引き出そうとするのがロシアの戦略となる。

今回もその方針を踏襲しただけではないだろうか?