とうとうこの日がやってきた。
素晴らしいパッキャオのスピーチ。
ストリートで寝泊まりしていた少年が１５０億円のファイトマネーで戦うという事実。
そしてそれはアメリカではなく、フィリピンという アジアの小国での話。
そして、いつもと違う表情のメイウェザー。
相当なプレッシャーがかかっているのではないか？
今回もヒール役。でもただのヒール役じゃない。相手は不可能を可能にしてきた男、パッキャオだ。
勝って当たり前のメイウェザー。
彼にとっては、いかに平静に戦うか？ がきっと勝利への道に違いない。
一方のパッキャオ、失う者のない強さを、いつもの変わらないスマイリーな表情が象徴している。
もしかしたら、本当に不可能なことが可能なことになってしまうかもしれない。
試合まで後、１時間、まさに世紀の対決だ。