そして、何よりも驚いたのはその人気振り。日曜日に開店6時と同時に入店したらあっという間に席は埋まり、すでに1時間半後の会計時には、お客さんが10人以上は待っていただろうか?
店員さんに聞いたら、平日も変わらず大人気の模様。
これなら、大倉社長(関ジャニの大倉くんのお父さん)の夢も決して夢には終わりそうにない。調べると既にJR総武線各駅には、鳥貴族はもれなく出店しており、多分どこもこんな感じなのだろう。
本八幡は、飲み屋の半分以上は焼き鳥屋ではないかというぐらい、焼き鳥屋が多いのですが、この人気振りは全く関係なしですね。
⚪︎料理・味
メニューには価格が載っていない。一律税込302円(税抜き280円)なので。
我々二人は、焼き鳥6品(=12本)、つまみ3品、釜飯1品、アルコール5杯、つまり15✖️302円で4530円でした。
我々のお腹だと、2品ぐらい焼き鳥を余分に注文した感じ。だから、次回来るとすれば、一人2000円弱で済みそうです。
確かに「さくら水産」並みのすごい低価格。でも味は明らかにこっちの方が圧倒的に美味い。同じ低価格の居酒屋同士で比較するとすれば、クオリティーが高い=人気が高い、ということではないかと思います。
肝心の味の方は、居酒屋以上本格焼き鳥屋未満。普通の居酒屋よりも、でかくて美味い。特にたれのもも肉系がオススメ。
塩系は、ちょっと大味な印象が強くなってしまうので。。。
1本あたり、普通の焼き鳥屋の2本分ぐらいの大きさ。したがって一品302円で、4本分。1本あたり税込75円ぐらい。
毎日閉店時間中は「くし刺し中」なので、お店で近所のパートさんがひたすらクシ刺ししているらしい。そして、鶏肉は劣化が早いので、これが味を良くする秘訣だとか。
たれは、本社の建物内にあり、すべてここで作って日本全国にデリバリー。たれは絶対品質保証ということでしょう。
⚪︎サービス
テレビによると、積極的な出店攻勢でも人材が間に合うよう、専用の焼き器を使用するなど「焼き」の作業等含め、徹底した標準化をしているもようだが、さすがに満席状態だと、ホールスタッフは人数が間に合っていない印象。
給仕のタイミングもバラツキがあるので、厨房の要員もちょっとキツキツか?
それでも、ここまでのCPだと許せてしまう。
店員さんの元気の良い気持ち良い接客は、この忙しいのに何とか保たれてはいます。
⚪︎その他
テレビによると、お客様=貴族に関わること以外は、徹底的にコスト削減し、お客様に関わること(たれの品質、料理の品質)に、徹底的に傾斜配分するという、その徹底ぶりが、このコストパフォーマンスを実現しているのは、利用してみて、まさにその通りという印象です。
人材の問題さえ解決できれば、本当に1000店舗行っちゃうのんじゃないかと思います。
このようなお店は食べログ評価関係ないと思いますが、一応私なりに、平均値にしておきました。
鳥貴族 本八幡店 (居酒屋 / 本八幡駅、京成八幡駅、鬼越駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5