上品な家庭的料理と美味しい日本酒のお店「煮炊きや おわん」(1回) | 52歳で実践アーリーリタイア

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52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

私も前から狙っていたお店です。昨年2014年8月にオープンしたとのこと。シンプルな造りのカウンターメインのお店で、素朴ですっきりした雰囲気が何とはなしに気に入っていたのです。

さて、今回連れを誘っての初めての利用ですが、美味しい日本酒と上品な出汁であしらわれたおでん、手造りのおばんざいや日本酒のつまみにちょうど良いメニューが豊富など、ちょっと立寄って、手造りの料理をつまみに飲むにはちょうど良いコンパクトなお店です。

○料理・味
2名で伺い、グラスビール2杯+熱燗3合+冷酒1合にお通し2品+おでん各種+おばんざい2品+牛スジ煮込み+栃尾揚げ+牡蠣薫製のオリーブ付け+鯛ごま+煮炊きうどん+煮炊きごはんで合計9,320円でした。

メインのおでんは、関西風の出しに出汁が程好い薄味系の優しい味で、出汁のしみこみ具合もちょうど良い。写真のおでん種の他、カレーボール、ショウガ天、卵焼きなども注文。特に卵焼きは、そのままの卵焼きをおでんの出しに軽くつけて食べるんですが、これは美味し。



お通しは、鯛の皮を炙ったその名の通り「お椀もの」。

牛スジ煮込みは、おでんの出汁を活用した料理で、お肉は実に柔らかく、すじ肉じゃないみたい。



おばんざいの新ジャガの煮物と高野豆腐も薄味系で優しい味。やっぱり調理している人が女性だとみんな優しい味になるのか?



鯛ごまは、鯛の刺身をゴマだれで食べる。ちょうど鯛茶漬けの鯛のゴマだれ付きを単独で食べられるよう、味を調整した料理というイメージ。



最後に2人で別々に煮炊きうどんと雑炊を食べたのですが、これもおでんの出汁を活用したやさしい味でした。

○サービス・雰囲気
女性2人がメインでお店を切り盛りしているようです。一時的に満席になる等、開店してまだ半年も経っていないのに人気店のようです。カウンターメインのお店なので目もよく行き届き、気軽に会話も出来る雰囲気。

やはり、造り的に奥行きが狭いのが難点で、トイレ等で出入りする際は苦労するほど。お店の人もその点心得ているようで、声掛けしてくれます。キャパはカウンター6席にテーブル席1卓です。

しっかり食べて、普通に飲んで1人5,000円以内で済んだので、結構満足。今度は会社の人を連れて行きたいと思います。

煮炊きや おわん割烹・小料理 / 茅場町駅日本橋駅八丁堀駅

夜総合点★★★★ 4.0