オシム時代の原点に返るべき日本のサッカー | 52歳で実践アーリーリタイア

52歳で実践アーリーリタイア

52歳で早期退職し、自分の興味あることについて、過去に考えたことを現代に振り返って検証し、今思ったことを未来で検証するため、ここに書き留めています。

今回のワールドカップは、メンタル面での問題で、コートジボアール戦に本来の攻撃的パスサッカーができず、かといって、クラシックな弱者のスタイルの南アフリカ型サッカーもできず、いいところなく終わってしまって本当に残念。

でも日本サッカーの強みは、オシム時代から変わらないと思う。

○運動量
○献身的組織
○アジリティーを生かしたパスサッカー
○中盤ボール奪取

の4つだ。このうち、合格だったのは運動量だけか。献身的ではあったが組織的ゾーンは特にコンパクトさといった面で、ちゃんとできなかった。

アウェイのベルギー戦のようなパスサッカーも単発的。そしてなんといっても中盤ボール奪取だ。これはコンパクトな組織的守備の前提が必要だが、運動量と献身的組織を前提にした狭いゾーンの中で、ボールをとられても直ぐに守備に複数の選手がプレスをかけられるような状況だ。

すべての前提となる、狭いゾーンとネガティブトランジション、ポジティブトランジションにおける豊富な運動量と組織力を生かした素早い切り替え。これが強い日本代表のイメージ。

そして、これを具現化できる代表監督を連れて来るべきだろう。