知り合いのフランス人(南仏の人)の紹介で、市ヶ谷のフレンチ「シェ・オリビエ」に行ってきました。
シェフは普段は、厨房に入らず、接客している点が面白い。厨房は弟子達に任せているようです。本人は、料理にあわせて美味しいワインを選んでくれます。
店自体は、外からもオープンな店で、肩肘張っていくようなスタイルのお店ではありません。しかも、日本在住のヨーロッパ系外人達には人気のお店のようで、白人比率が高く、お客さんの半分位はそんな感じでした。
肝心の料理の方は、店の雰囲気と違って、本格派フランス料理。特に子羊
パテ盛りの前菜なぞは、最初っから濃厚で、旨味成分出まくりの料理。特に豚のほほ肉とピクルスのコンビーフ的パテは、若干塩っからい味付けが、ワインにぴったりでした。
メインの「海のもの」は旬のイサキ。ブルターニュ産ムール貝を添えて、魚介系ブイヨンとセットでこれまた美味し。
メインの「山のもの」は、シャラン産の鴨料理。特に鴨の皮とその周りのゼラチン的パーツの香ばしさと旨味が秀逸。野菜のレイアウトも美しい。お肉そのものは肉厚で食べごたえあり。
連れの食べた子羊の方は、子羊ならではの薫り溢れた料理。羊が駄目な人にはちょっとつらいかも。逆に羊好きには最高の逸品という訳です。
最後のデザート。これがまた私好み。フランスのヴァローナのチョコレートを使用したという、チョコのデザートは、カカオそのもののの濃厚さ加減がチョコ好きには堪らない味でした。
うーん、昼間から美味しかった。やっぱりフランス料理は最高です。