と言う事でカウントダウン解説その1

重量配分

です。

以前に幅広になると振れが大きくなりやすい(共振しやすい)という推察を
書きました。
そこでファランクスの場合、出来るだけ内側に、それでいて出来るだけ外周に重量と言う事を
考える必要が出て来ました。(ここだけ考えるとバイメタルの方が自由度高いのですけど…)

基本的に最外周が長くなってしまうのが幅広機種ですので意外と外周に重量をと言うのは
クリア出来ますが、内側に持ってこようと思うとこれが難しいです。
最外周が長いと言うだけで外側にもどんどん重量配分が広がってしまいます。
そこでまずはベタですが出来るだけ外周は薄くし、少し内側Hプロファイルの段差部分を肉厚にして重量配分を内側に寄せ、段差部分の強度、剛性を確保しました。

なおかつディスク側にはもう一段段差が出来るように厚さを持たせ、慣性モーメントとウイング根本の剛性を確保しています。
剛性がしっかりあると、操作感がそのままカチッと硬い感触になりやすく、幅広機種にありがちなフワフワと柔らかくなりやすい感触を出来るだけ抑えることが出来るのでかなり意識した部分でもあります。
中心側のラウンド部分も出きるだけ剛性を確保するためフェイス面の曲線を大きくとり厚さを確保しました。少々、慣性モーメントでは不利になりますが、幅広機種らしくないフィーリングに一役買っています。
重量配分の考え方はこちらでも紹介していますので良かったら見て下さい。

$趣味を科学する

こんな感じに、幅広機種の違和感をいかに消すか、そしてその上で回転力をいかに確保するか
を色々と考えこのフェイス面となりました。

ちなみに、このファランクス。
医学英語で
「指の骨」
という意味があります。
それにちなんで、リアルな骨の刻印がされています。
イラストチックなホネじゃないのもカッコよくて良いなと思っていますが皆さんは
いかがでしょうか?

それから、ヨーヨーラボラトリ様ホームページにて、発売を記念してある所に仕掛けを施して
頂きました。製作に至った経緯を少し書き連ねてみたので良ければ探してみてください。