こんばんは。
久しぶりの投稿です。
表題の「ラジオスター」は、昨日までNHK総合テレビで放送されたドラマのタイトルです。
震災と豪雨で大きな被害を受けた奥能登にある架空の町、鈴野町に災害FM局を作るという話です。
パーソナリティには、大阪からボランティアでやってきた柊カナデさんを迎える。
銭湯をスタジオとして借りて、集まってきた人も皆素人という設定。
一人ひとりの人生の悩みや苦しみをオーバーラップさせながら、笑いあり涙あり、いろいろと考えさせてくれるドラマでした。
災害FMは、東日本大震災の後に、複数誕生しました。
私が身近に知っているのはラジオつくばです。
とはいえ、電波が弱いので、ラジオ放送として聴くことができるのは、ラジオ局周辺の近隣地域となります。
今はインターネットの普及により、アプリをインストールするなどすれば、遠方でも聴くことはできます。
しかし、大手のキー局と違い、経営的にはとても厳しいというのが現状のようです。
ドラマのロケに使われた場所として、輪島市町野地区があり、災害FM局も実在します。
私は「ラジオスター」というタイトルから、全く違うことを思い浮かべていました。
半世紀近く昔に、「ラジオスターの悲劇」という邦題で紹介された曲がありました。
原題は"Video Killed The Radio Star"で、
イギリスのロックバンドが歌って大ヒットしたのでした。
テレビやビデオが登場する前は、偉大なラジオのスターだった人達を誰が殺したのか?
というような内容です。
殺した、といっても、命を奪ったというのではなく、世間から忘れ去られ、人気が落ちて、社会的に葬られたというような意味合いのようです。
時代が変わり、新しいものが登場すると、人々の関心は、そちらへ移ってしまう。
かつての名優や大スター、名司会者なども振り向かれない、、、
栄枯盛衰の世の中ですね。
今回のドラマ「ラジオスター」の主役を務めた福地桃子さんがとっても魅力的でした。
大阪の大手ラジオ局からオファーがあり、葛藤の末に鈴野を去るのですが。
それを指示したラジオスター代表の松本さんは、
「カナデは最高の相棒や。
カナデはどこにいてもラジオスターや」
と激励するのでした。
悲劇ではなく、明日への希望で終わったドラマでした。
奥能登、東北、あるいはその他様々な地域で、たくさんの被災者がおられます。
本当に、毎日が大変であろうと思います。
少しでも復興し、希望を持って生きていくことができますようにとお祈りします。