東日本大震災からもうすぐ5年になりますね。
成人の日の頃には、被災地での式典の様子が報道されていました。
家が壊れたり流されたり、家財道具を失ったり、原発の為に避難を余儀なくされたり、命がらがら生き残った方たちにも、今も続くような大きな影響を残しています。
そして、はっきりと目に見えないけれど、大きな影響を受けた方も多いことと思います。
震災直後は首都圏の電力不足の恐れがあり、計画停電が実施されました。
茨城県も当初は計画停電の対象になっていましたが、被災地ということで対象外になりました。
茨城県も被災地なのです。
実は、いろいろな風評被害による収入減の影響を受けた事業者は多いと思います。
私がブログに書きました『筑波山目的別ガイド』は、発売が震災のほぼ1ヶ月前でした。
春になり、筑波山への登山客やら観光客が増える時期を見据えての発売でした。
ところが、震災により、筑波山は登山道が壊れたりして閉鎖され、さらに原発の影響を懸念して、観光客は激減しました。
そうでなくても、出版業界は大変厳しい状況にあります。本も雑誌も売れない。雑誌は、休刊・廃刊ラッシュと言ってもいいでしょう。
街の書店はどんどん消滅しています。本屋さんの無い街と、将来人口減により消滅可能性がある自治体はかなり重なっているそうです。
大都会の東京の大手書店であっても、売り場をよく見ると、変化が見られます。かつてはハードカバーの本を置いていた場所が、コミック本に変わっていたりします。
都会の大手書店であっても、本がなかなか売れず、苦戦しているのです。
まして、地方の小さな出版社が出した地味な本です。
経済効率優先の現代に合わないビジネスかもしれません。でも、ベストセラー本でも1年で書棚から消えてしまう現代に、こういう良心的な本作りをするというのは、貴重なことだと思います。
地元の目立たない良さを発掘して紹介しています。地方創生というなら、こういう真面目に地元をアピールしようとする事業を評価するべきではないでしようか?