こんばんは。
先月、大手予備校の代々木ゼミナールが全国の拠点の
7割の校舎を閉鎖すると発表しました。
このニュースを聞いて、最初に抱いた感想は、、、
代ゼミって、そんなにたくさん校舎があったの?
私の記憶にある代ゼミと言えば、
山手線の代々木駅から原宿駅にかけていくつかの校舎が点在していたのでした。
かなり古いふる~い話ですね。
私の記憶の校舎は既に建て替えられるなどして、存在しないことでしょう。
それにしても7割というのは、半端でない気がいたします。
戦後、ほぼ一貫して、大学の数は増えてまいりました。
しかし、日本の総人口は減少し始めています。
数年前には、選ばなければ大学はほぼ全入できる時代に突入したらしいです。
数日前の毎日新聞には、かつての代ゼミにはいろいろと名物先生がいたと書かれていました。
たとえば、作家の小田実氏。
『何でも見てやろう』がベストセラーとなりました。
私もかなり昔に親が持っていた本を読んだもので、ほとんど中身は覚えておりません。
本人いわく、英語を教えていたが、英語はさっぱりできない、
しかし留学したくなったので、フルブライト試験を受けた、
試験管の質問にはまるでとんちんかんな受け答えをしたが、大うけでパスして
アメリカへ留学。
ところがアメリカを出国する間際に泥棒に有り金をほとんど盗まれたが、
友人たちがカンパをしてくれた。
帰りに世界一周旅行をするなら、その旅行記を出版し、売れたら返してくれればいいよ、と。
今でいうバックパッカーの走りですね。
小田氏は航空券1枚と200ドルで、ぐるっと世界を旅行し、
見たこと聞いたこと体験したことを帰国後にまとめて出版した本が
『何でも見てやろう』でした。
こういう型破りな講師が、予備校で教えるなどということも、
現代ではほぼありえない話なのでしょう。
時代が変わったというべきなのか・・・
閉鎖される予備校に在籍している生徒さん及び講師の先生方にとって、
最善の道が開かれますようにと思います。