こんばんは。
昔から暑さ寒さも彼岸まで、とよく言われました。
急激に秋が深まっていく気がいたします。
さて、デング熱に感染した患者数はじわじわと増えているようです。
数日前の新聞に中学生がグローバル化とデング熱に関して投稿していました。
昔に比べると、ヒト・モノの移動について、量が多くなり、
その速度も非常に速くなりました。
あまり移動して欲しくないようなものも、
どんどん国内に入ってきたり、出て行ったりしていることでしょう。
さらに、日本の夏は、年々蒸し暑さが増しているように思えます。
ほとんど亜熱帯化しているような・・・?
ところで、デング熱の患者数は昨年までゼロという訳ではないようです。
海外に渡航して海外で感染した人が帰国して発症したと思われる患者は、
2010年以降、震災の年を除き、200人以上報告があったようです。
また、2010年以前も数十人単位の報告があったらしいです。
今年はエボラ出血熱の大流行のニュースと相まって、
大ニュースとして扱われているように感じます。
大分前のことになりますが、寄生虫の研究をしているところで、
アルバイトをしていたことがあります。
高度経済成長期以降、日本では化学肥料と農薬の使用が劇的に増え、
公衆衛生が発達し、医療や科学技術の進歩もあり、
寄生虫に感染する患者は劇的に減ったのだそうです。
しかし、かつての日本では、寄生虫や感染症にかかるというのは、
全然珍しい話ではありませんでした。
私が子供の頃に出版された百科事典の類には、
野菜をママレモン(台所用洗剤の1種)で洗いましょう、と書かれていました。
多分、野菜には寄生虫がいるかもしれないためだったのだと思われます。
蛇口をひねれば、いつでも清潔な水が流れてくる。
スイッチをひねれば、火が点いたり、冷暖房がきいてくる。
そういう便利で快適な生活に慣れてしまうと、
それが当たり前になってしまい、
人間は暑さ寒さもコントロールできる、
自然を征服できる、と思い込んでしまいがちです。
しかし、自然はそんなに甘くはないのです。
人間は実に非力な存在であることを忘れてはいけません。
それと同時に世界を破壊してしまうような力も持ちうるのだ、
ということも自覚しなければなりません。
自然とどう折り合いをつけて生活していくか?
謙虚に考えていきたいものですね。