ゴールデンウィーク突入です。
茨城県は農業王国なんで、ゴールデンウィークは田植えの時期。
田んぼに水が入りました。
このところずっとマスコミを賑わせている某若手研究者の話題。
これに対する価値判断は、まだ結論も出ていないので、保留とさせていただきます。
論文のコピペ問題について個人的に感じた事を書きたいと思います。
私が大学で卒業論文を書いたのは、遠い昔のこと。
パソコンなどありませんでした。
ワープロが出始めの時代で、巨大な機械が1台60万円位したように記憶しています。
それでも当時としては、画期的な発明品でした。
日本語用のタイプライターは、慣れない人が打つと、一時間かかっても30字が限界という代物でした。
たくさんある漢字の配列から必要な文字を探さねばならなかったからです。
こういう時代にはコピペ自体、技術的存在しません。
では、昔の人はすべての文章をオリジナルに書いたのでしようか?
答えは、否です。
そもそも論文を書くに当たっては、先人の業績を調べ勉強した上でなくては、自分の意見がオリジナルなのかどうかすらわかりません。
従って、既に書かれた論文を読み、そこに考察を加えた上で、自分の意見を述べるというのが、論文を書く定石でしょう。
ただし、引用については、必ず出典を書かねばなりません。引用したところには、注をつけて論文の末尾などに出典を明示します。
件の研究者は、その辺りの手順が抜けていたのかもしれないですね。
自分が卒論を書いた時も山のように、他人の論文を集めて読みました。
大学の図書館に無い場合は、よその大学などに依頼して取り寄せたりしました。
一言一句正確に読まないでも、必要な箇所だけ読めば良いので、一晩で英語の論文を200ページ読んだこともあります。
論文も手書きでした。
注の中の英語の論文タイトルだけは、タイプライターを打ちましたが。
若い研究者の成長の目が摘まれないように願います。