こんばんは。いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
日本では、お給料をもらう時に、ある一定額以上の場合は、税金をひかれています。
所得税だけの人もいれば、住民税もという人もいるでしょう。
これは、お給料を受け取る人ではなく、支払う人が税金をあらかじめ預かっておき、
税務署へ納付しなければならないという義務(これを源泉徴収義務という)があるからです。
ところで、「ショーシャンクの空に」というアメリカ映画を見たことがあるでしょうか?
私は映画館でなく、DVDを借りてみました。
面白くて返すまでに3回も見ました!
ストーリーは、無実の罪で刑務所へ終身刑で投獄された元銀行員の男性が脱獄する、という話です。
刑務所の名前が、ショーシャンク刑務所。
その中で、主人公の元銀行員が、看守たちの確定申告の書類を作る、というシーンがあります。
最初は、主人公の入っている刑務所の看守だけだったのですが、翌年にはその看守の野球チームの
対戦相手の刑務所の看守も、確定申告の書類を作ってもらおうと、長い列を作るのです。
このシーンを見た当時は、とても不思議に思いました。
その頃は、私は税金も会計もほとんど何も知りませんでした。
実は、源泉徴収制度というのは、アメリカには無いのです。
というか、日本だけの独特の制度なのだそうです。
源泉徴収制度が始まったのは、戦時中に効率よく軍が資金調達をするためだそうです。
したがって、戦争が終われば、源泉徴収制度も終わっていいはずでしたが、
現実には戦後67年を経た現在も続いています。
源泉徴収は、自分で確定申告をしなくていいので、楽かもしれません。
国及び地方自治体も、効率よく税金を集められるので、便利な制度かもしれません。
しかし、給与から天引きされると、いくら税金を払っているのか、
税金はどのようにして計算されているのか、
税金はどのように使われているのか、ということに国民の関心は薄くなります。
消費税を増税するまでに、これだけ大騒ぎがあったわけですが、
実際には、所得税・住民税・社会保険料の方が支払額はけた違いに大きいはずなのです。
ところが、金額の大きい方は天引きなので、実感がつかめません。
消費税は、総額表示になったとはいえ、5%払っているという実感があるから、
国民の関心が高いのでしょう。
私は、一人一人がもっと税金に関心を持ち、税金の使い道に関心を持つようになるためにも、
源泉徴収ではなく、全員が確定申告をする方がいいと考えています。
皆様はどのように思いますか?
まずは、自分の給与明細をしげしげと眺めて、総支給額からどれだけ控除されているのかを
確認してみましょう。