ご無沙汰してしまいました。
昨日7月~9月のGDPが発表されました。
実質GDPが年率換算で+1.9%増
公共投資がけん引
消費や輸出に一服感とのこと。
それでは数字を深堀していきます。
まず公共投資ですが、
7~9月の公共投資請負金額の前年比です。
7月+29.4%、8月+7.9%、9月+29.4%
自民党の得意分野炸裂ですね。
一方GDPの55%を占める個人消費を見てみます。
消費支出2人以上前年比を見てみますと、
7月+0.1%、8月△1.6%、9月+3.7%
9月の+3.7%をさらに深堀すると
教育関連支出が1世帯当たり16,760円と
前年同月比名目で+38.5%、
+3.7%のうち1.7と大きく寄与していることがわかります。
その原因は今年から教育資金の贈与が
1,500万円まで非課税になった影響だと考えます。
同じく前年対比5.2%増加している4月は、
特例の非課税の開始時点であるとともに、
多くの学校の前期授業料の納期限ですね。
さて、個人消費の源泉である給与を見てみます。
現金給与総額7月~9月を見てみますと。
7月△0.1%、8月△0.9%、9月+0.1%
ほぼ横ばいで給与が増えません。
アベノミクスのシナリオでは、
消費者物価の上昇は給与の上昇が前提であったはず。
すなわち需要が膨らみ物の値段があがる。
これをデマンドプル型のインフレといいますが、
これを目指していました。
ところが、消費者物価指数は
7月+0.1%、8月+0.3%、9月+0.1%と微増に対し、
輸入物価指数が、
7月+18.7%、8月+17.1%、9月+17.9%
明らかに円安が輸入価格を押し上げ
その反動で物価があがる
コストプッシュ型の悪いインフレの傾向が出ています。
すなわち、物価上昇で稼いだ富は、
企業ではなく海外に出て行ってしまっている
ということです
甘利経済財政・再生相は、
GDP上昇を「緊急経済政策の効果が出た」
と発言しています。
アベノミクス第一の矢で市場にマネーを供給し、
株高の資産効果で、高級品が売れました
アベノミクス第二の矢で公共事業は活性化しています。
しかし第一の矢の効果はしぼみ始めています。
高級品の代名詞である百貨店売上高は
4月4,746億円に対して9月4,443億と減少。
高級品である宝飾・時計売上も
4月約260億から9月約250億と減少しております。
第一の矢、第二の矢の効果があるうちに
成長戦略をきちんと描いてほしいと思います。
昨日7月~9月のGDPが発表されました。
実質GDPが年率換算で+1.9%増
公共投資がけん引
消費や輸出に一服感とのこと。
それでは数字を深堀していきます。
まず公共投資ですが、
7~9月の公共投資請負金額の前年比です。
7月+29.4%、8月+7.9%、9月+29.4%
自民党の得意分野炸裂ですね。
一方GDPの55%を占める個人消費を見てみます。
消費支出2人以上前年比を見てみますと、
7月+0.1%、8月△1.6%、9月+3.7%
9月の+3.7%をさらに深堀すると
教育関連支出が1世帯当たり16,760円と
前年同月比名目で+38.5%、
+3.7%のうち1.7と大きく寄与していることがわかります。
その原因は今年から教育資金の贈与が
1,500万円まで非課税になった影響だと考えます。
同じく前年対比5.2%増加している4月は、
特例の非課税の開始時点であるとともに、
多くの学校の前期授業料の納期限ですね。
さて、個人消費の源泉である給与を見てみます。
現金給与総額7月~9月を見てみますと。
7月△0.1%、8月△0.9%、9月+0.1%
ほぼ横ばいで給与が増えません。
アベノミクスのシナリオでは、
消費者物価の上昇は給与の上昇が前提であったはず。
すなわち需要が膨らみ物の値段があがる。
これをデマンドプル型のインフレといいますが、
これを目指していました。
ところが、消費者物価指数は
7月+0.1%、8月+0.3%、9月+0.1%と微増に対し、
輸入物価指数が、
7月+18.7%、8月+17.1%、9月+17.9%
明らかに円安が輸入価格を押し上げ
その反動で物価があがる
コストプッシュ型の悪いインフレの傾向が出ています。
すなわち、物価上昇で稼いだ富は、
企業ではなく海外に出て行ってしまっている
ということです
甘利経済財政・再生相は、
GDP上昇を「緊急経済政策の効果が出た」
と発言しています。
アベノミクス第一の矢で市場にマネーを供給し、
株高の資産効果で、高級品が売れました
アベノミクス第二の矢で公共事業は活性化しています。
しかし第一の矢の効果はしぼみ始めています。
高級品の代名詞である百貨店売上高は
4月4,746億円に対して9月4,443億と減少。
高級品である宝飾・時計売上も
4月約260億から9月約250億と減少しております。
第一の矢、第二の矢の効果があるうちに
成長戦略をきちんと描いてほしいと思います。