海外駐在経理部員の仕事 7

 

海外駐在経理部員はどんな仕事をしているかっていう話です。

 

今回は銀行対応です。

 

どこの会社もメインバンクと言って決済、売掛金回収、従業員の経費精算、借入や為替のヘッジ、保証など入れてもらう銀行があると思います。

 

海外グループ会社でも大体、日本本社のメインバンクの海外拠点と取引があったり、メインバンクとして使っていたり、何かしらの関係があることが多いと思います。

 

そういう銀行の海外拠点には日本人の駐在がいて、日本顧客の営業担当をさせれています。主に、この営業担当の方とのもやりとりです。

 

日々の取引では日本人営業とやりとりすることは無いですが、トラブルがあった時などは日本人が入って状況を整理したり、新しい取引をする場合は条件や契約を詰めたりします。

また、現地経済・金融状況のレポートや各種業界のレクチャーしてくれたり、セミナーに呼んでいただいたり、情報交換をして関係を繋ぎます。

 

時々オフィスに来ていただいたり、うちの本社から財務担当役員がきたら、銀行に面談させてもらいに行ったり食事に行ったり色々あります。

 

特にいろんな情報をいただけるのは助かります。銀行は専門分野である経済・金融だけでなく、産業調査部みたいな部署があって、各種業界を詳しく調べておられるので、規制や基礎データなどすごく詳しい。この情報はうちにとっても新しい市場に行こうとしてる時、既存市場の動きの読みが間違っていないか確認したり、色々立ちます。日頃から良いお付き合いをしていれば、頻繁に気にかけて情報をくださったりしますね。

 

また、本社のメインバンクということで借入するときの利率など優遇してくれたりします。お金がなければ会社が潰れるので、銀行との関係はとても大事です。

 

逆に、こういう関係があると何かあったとき、この銀行にお願いしよう、とか、余剰資金の運用をこの銀行でやろうとかなります。

すごいウェットですね。まあ、正直金利とかサービスではそれほど大きな差がないので、こういうので差が出てくるしかないです。

 

先方も私も同じ駐在員で、サラリーマンやっているので、銀行も大変そうだな〜とかすごく真面目にサラリーマンをされているなとか思います。

銀行の担当の方は大体2年〜3年で移動があって変わることが多いです。海外駐在に選ばれるので、みなさん優秀。

 

この前、先方の出張者の方が来ていて、弊社の社長も一緒に夕食行ったんです。こういう時も一緒にどの店にするか相談して決める感じです。

 

あまり無理をしないようにお互い頑張りましょうって感じです。

 

 

 

 

 
 
 

池井戸潤が売れる前にサクラで握手会に行ったことがあります。

むか

 

 

 

 

半沢直樹は小説も面白かったです!