海外駐在員の配偶者が仕事をするメリット
もちろん人によりますが、海外駐在員の配偶者が仕事するのは個人的には良いと思います。沢山メリットがあるからです。
配偶者を持つ海外駐在員の多くは男性で家族が帯同している場合は、奥さんが仕事を辞めて海外についてくるパータンが多く、逆のパターンは非常に少ないと思います。
ずっと仕事を続けたい方にとってはキャリアを捨てて海外駐在についていくんだし、特に正社員だった方はキャリアへのダメージが大きい。帰ってからまた就職すればいいですが、退職前と同じポジションやキャリアパスを持つのは難しいのが現状じゃないでしょうか。
海外で仕事ができれば語学の勉強にもなるし、自身のスキルアップにつながって日本での再就職にプラスになるかもしれません。
また、ダブルインカムで生活に余裕ができて、預金や株式などの外貨資産を持てます。地域にもよりますが、アルバイトでも日本の正社員ぐらいは稼げます。
私の妻もアメリカの現地企業で働いていますが、このように良いことが多いというのが実感です。
食事の準備や子供の世話など、大変な面もありますが、特にアメリカでは日本ほど就業時間に厳しくなく、在宅勤務もやりやすいように感じます。子供が熱を出したからちょっと抜けて病院に連れて行きますとか、よくあります。私も現地の従業員も。仕事が遅れていれば、夜にでも進めればそれで問題ない場合がほとんどだと思います。
LビザやEビザの駐在員の配偶者は就業許可なしでアメリカで働けます。
これはものすごいアドバンテージで、普通の日本人がアメリカで働こうと思っても、まずビザが取れません。ビザをもらうには現地企業のサポートが必要です。これはつまり、お金と労力を使ってでもあなたにぜひうちで働いてほしいというラブコールをもらうことです。その業界で一定以上の認知度やポジションがある場合を除いて、なんのコネクションもない日本人がビザ取るのは無理です。
このアドバンテージを活用すべきと思います。
こんなに駐在妻関連の本が出ているとは。
