海外駐在員経理部員の仕事 2
海外駐在経理部員の仕事 1の続きです。
海外駐在の経理部員ってどんな仕事してるのっていうお話です。
リストアップすると大体以下のような感じですかね。このほかには駐在員として仕事とか現地日系企業とのお付き合いとかいろいろありますね。順番に一つづやってきましょう。
- 資金繰り
- 支払い
- 回収
- 経費精算
- 決算
- 税務
- 銀行対応
- 監査対応
- 連結
- 予算や見込み策定
- 予実分析
- 各種プロジェクト
そういえばその前に、駐在の仕事ってポジションとか現地でのタイトル、業種、会社規模なんかで結構変わってくると思います。
私の場合、製造業、ノンマネージャー、会社規模はグループ全従業員5,000人〜10万人、連結売上1,000億円〜1兆円という感じです。幅広過ぎて参考にならんですね。
では資金繰りはこんな感じです。
毎月、数ヶ月先の資金繰り、キャッシュフロー見込みを立てます。その月は直接法、次月以降は間接法で見込みのベースを作って、そこに投資とか大きな案件とか支払いがないか確認して反映します。資金がなくとなると会社が倒産しちゃうので保守的に回収は少なめに、支払いは多めにします。
現地経理部長と抜け漏れがないか確認して本社に提出、追加借入が必要な場合は事前に相談して本社の承認を得るため、なぜ追加借入が必要なのか、いつ返せるのかなど数字だけでなく事業での必要性も一緒にまとめて本社を説得するため資料を準備して説明します。
借入額が大きくならないよう、現地事業メンバに在庫削減とか売掛金回収とかお願います。
もうお願いして、頭を下げてばかりです。でも借入が本社承認より大きくなると怒られちゃうのでがんばります。
こんな感じですかね。やってることは日本にいても同じですね。これいうと全部日本と同じことやってるってことになるんであんまりこれ書いてる意味が。。。でも全部英語で頑張ってやってるんです。
次は支払いですね!