春の花の代表的な香りと言えば、やはりジンチョウゲであろう。

 

 

散歩をしていると、先に香りに気付いて花を見つけることが多い。

 

 

赤花のジンチョウゲは花の内側が白色、外側が薄い紅色をしているので「ウスイロジンチョウゲ」と呼ばれるらしい。

 

 

最近は斑入り葉のジンチョウゲをよく見かけるようになった。

 

 

葉の縁に鮮やかな黄色の覆輪が入る品種「前島」

 

 

「前島」は、江戸中期から栽培されている古典的な品種らしい。

 

 

そして、黄色い中斑が入る品種「信濃錦」

 

 

 

 

赤い花芽と黄色い葉色の対比がとても美しい品種である。

 

 

 

下は黄花ジンチョウゲ(ナツボウズ)

 

更に最近よく見かけるようになった「パフュームプリンセス」

 


 

「パフュームプリンセス」は普通のジンチョウゲと比べると大型で花の輪も大きい。

 

植え付けて2年目の「パフュームプリンセス」


 

香りもあるが普通のジンチョウゲの香りと比べると柔らかい感じである。

 

 

植え付けて3年目の「パフュームプリンセス」とても成長が早い。

 

実はジンチョウゲは雌雄異株で、日本に流通している多くは雄株なので実を見る機会はないのだという。

 

 

春先には、すっきりとした中にも安らぎを感じさせてくれるジンチョウゲの香りを楽しみたい。