「ヒトツバギボウシ」は葉1枚で自生していて、葉1枚で花を咲かせるギボウシである。

 

 

静岡と愛知の県境のごく一部の渓谷に自生する稀少な種で、自生地は国の天然記念物として保護されている。

下は我が家の土手に植えてあるヒトツバギボウシである。

 

 

このヒトツバギボウシに白覆輪が入ったものが今回のテーマである。

 

 

岩の裂け目などに自生していて、葉長の長いものは60㎝にも達するという。

 

 

栽培すると、1株から数枚の葉が出てくる。

 

 

このギボウシの斑は、「後冴え」と言って新葉のうちは斑が不鮮明でがるが、その後段々と鮮明な斑になってくる。

 

 

別名「ウラジロギボウシ」とも呼ばれ、葉裏は白い粉で覆われている。

 

 

7月頃に純白の花を咲かせる。

 

 

鉢植えにしても豪快で見応えのある逸品となる。

 

 

ギボウシのコレクションには1株は欲しい品種である。