茂木健一郎さん「さまざまな学びのかたちを提供していくのが、社会の務めなのではないでしょうか」 | カラフル!ライフ × カラフル!エデュケーション

    茂木健一郎さんのブログ記事です。

    Ken Mogi

    脳科学者、作家、ブロードキャスター

     

    http://lineblog.me/mogikenichiro/archives/1185288.html

     

     

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    職業柄、お子さんが不登校の親御さんから、ときどき相談を受けます。

    そのようなときに強く感じるのは、「ほんとうは学校に通うべきなのに」という、世間の風圧のようなものです。それを、親御さんも感じていらっしゃる。

    心は見えないから、無理なときは本当に無理なのに、「がんばれば行けるのになぜ行かないのか」と周囲が思ってしまう。そこに問題がある。 

    ぼくは、はっきり言いたい。学校に行くのが無理なときは、行かなくていい。学校に行かない権利がある。

    それに、学びのかたちは一つではないです。アメリカでは、家庭で学ぶホーム・スクーリングの子が約200万人、全体の約3.4%いると言われています。これからの時代は、さまざまな学びのかたちを提供していくのが、社会の務めなのではないでしょうか。 

    学校に行かないと、社会性が身につかないという議論も、よく聞きます。
    しかし、学校に行くことで身につく社会性とは、一体なんなのでしょうか?

    社会には、さまざまな年齢の方がいますよね? おじいちゃんも、おばあちゃんも、おじさんも、おばさんも、小さな子も。そんな中で、さまざまな人と関わるのは、確かに社会性だと思います。

    一方、学校の、同じ学年の子がばーっと密集している、あの均質な感じ、そんな中で、いじめがあったりするあの環境は、それがたとえ社会性だとしても、かなり特殊な社会性だと思うのです。それに適応できる子もいるけども、適応できない子もいる。

    そして、あの、学校の社会性に適応できなくても、それは、敢えて言えば大したことではないと、ぼくは考えるのです。

    もちろん、学校の大切な役割はあります。行けたら、行ったらいい。しかし、大切な役割はあっても、唯一の役割ではない。

    学ぶ場所、社会性を身につけるやり方は、ひとそれぞれで、その自由を認めることで、ずいぶん多くの人がラクになると思うのですが。
     
     
     
     
     
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    『2017年度 放課後 地球の家 こども会員・おとな会員 募集中!』

    基本水曜日 16:00~18:00に活動中

    (2017年度=年45日間)

    ①自然派食育

    ②工作

    ③実験

    ④アート

    ⑤子どもプロジェクト(子どもたちによる企画)

    ⑥季節の行事(夏合宿、秋の遠足、クリスマス会、春の発表会)

    ⑦心育  

     
     
     
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    ※4/23日曜日
    四周年記念イベントを
    オーガニックサロン きれいのたね さんにて
    開催します🎵
    『ゆめいっぱい!バルーンアートパフォーマンス』
    去年おおいに盛り上がった、
    瀬田祐樹(せたゆうき)さんの
    すごわざバルーンアート

     

    ■ https://www.facebook.com/events/711591465688040/

    ■ http://ameblo.jp/chikyunoie/entry-12256599191.html

     

     

     

     

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    2017年度 放課後 地球の家  スタッフ募集中!!!
    ◆ボランティアさん 複数名
    ◆運営スタッフ1名
    ◆障がい児サポーター1名
     
     
     
     
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