感動をありがとう | セイカツカイゼンノート

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ジョグや日々の徒然

ロングウィークエンドだったNSW。

 

子供たちと一緒にゴールドコーストに向かいました。

朝6時のフライト、5時に空港内で友人と待ち合わせるも、カウンターが長蛇の列で中に入ったのが5時半。ギリギリ。

ドメスティックも激混み。

もう少し遅い時間のフライトで来た友人達はセキュリティーの列が外まで並んでいたと言っていました。

 

向かった先はこちら。




 

息子の柔道の全国大会です。NSWのステートメンバーの一員として参加しました。

 

 

去年初めて全国大会に出場でき、3回戦で敗退しました。去年は全国大会に参加できただけでも嬉しかったし、そこで2勝できたことが、本人の自信へと繋がりました。

 

去年はコロナによって参加しない州もあったけど、今年は参加者も多いし、相手もどんな強いか分からないし、気持ちだけは前向きに行こうと試合に臨んだ息子。

 

本当にメンタルは強くなって、相手優勢な試合でも立ち向かって行きました。

 

結果、3位。

銅メダルを貰うことができた!

どの試合でも気持ちは負けなかった。どんなに強そうな相手でも集中力を持って全力で向かっていった息子。

 



 

柔道を始めたのが6年前。

その頃の息子は学校で問題行動起こしてばかりで、不登校気味。私自身も途方に暮れる毎日でした。

何かスポーツができたらいいなと思い、私が知ってるスポーツアニメを片っ端から見始め、「柔」を見て柔道に興味を持った息子。

この辺りで柔道教えてもらえる道場は少ないし、空手や柔術の方がメジャー。

他の競技を進めるも、誰も友達がやっていない、誰とも比べられない柔道がしてみたい、と。

確かに息子は私に似て運動神経がいいとは言えない。

私も走るし、よく勘違いされるけど、私と息子は運動音痴の部類です。笑

 

今回勝てたのは皆んなのお陰。

勝った時に一番最初にそう言った息子。

本当にそう。この6年間、沢山の人が彼の柔道生活に関わってくれています。

柔道を始めて、沢山の大人と関わることによって、彼の世界は開けていったのだと思います。

同じ歳の子より、大人との関わりが多かったから、どんどんと自信をつけさせてくれた。

「どうせ僕なんか」が口癖だった息子に、できるんだという成功体験をつけてくれる大人が沢山周りにいたんです。

今回の試合のメンタルの強さを見て、着実に自己肯定感が上がっている息子を実感しました。

 

不注意、多動で小学校時代は私も毎週のように担任の先生とミーティング。

今も不注意は抜けていないけど、あの頃の息子を知る人から見たら驚くほど落ち着きました。

 

問題を起こしても、あなたの存在が嬉しい、と息子に寄り添い続けた6年間。

成長が形として見えて、感動しました。

 

子供達の成長にはいつも感動を貰います。

ありがとう。