先日、温泉仲間と千葉の温泉に行ってきました♪
訪れたのは以前から訪れてみたいと思っていた「弁天鉱泉」
この日はめちゃめちゃ天気が良く、遠くには富士山がくっきりはっきり見えました。
東京湾沿いにいくつものトンネルをくぐり抜けて・・・
「弁天鉱泉」の前に立ち寄ったのが安房郡 鋸南町にある「道の駅 保田小学校」 ↓
2014年に学校としての役目を終えた保田小学校は創立126年の歴史を受け継ぎ、道の駅として生まれ変わったのだそう・・・
体育館を使った直売所、教室を使った宿泊施設、カフェや食堂があり、旧校舎棟の外側にはついこの前まで使っていたと思われる小学校ならではアイテムが残っていました。
こちらの建物は日帰り入浴の「里の小湯」 ↓
ちなみに旧職員棟だったそうで、利用料金は500円、ボディーソープ、シャンプーが常備されています。
旧体育館の「里山市場 きょなん楽市」にて ↓
広々とした旧体育館のスペースには所狭しと鋸南町産の野菜やお花、お土産などが所狭しと並んでいました。
今の元号はすでに「令和」ですが、このとき訪れたのは4月中旬・・・まだ「平成」グッズが残っていました。
「ありがとう 平成」の祝い酒、今思えば買ってくれば良かったです
鋸南町産の野菜、果物を大量に買い込み・・・
「館山 岩井」方面へとさらに移動・・・
ようやく到着しました「旅館 弁天鉱泉」 ↓
弁天鉱泉は「房総の秘湯」と言われており、癒しと寛ぎを提供するために1日4組のお客様だけ受け入れるこだわり.......
今回、私たちがチョイスした日帰りプランは「季節を味わう レギュラープラン 昼食コース (7560円)」
時間は10時半~15時までで、食事は個室でいただけるようになっています。
こちらは玄関・フロント ↓
こちらが私たちが通されたシンプルな和室 ↓
部屋から海は見えませんでしたが、テレビがあったので自宅にいるようにかなりリラックスできました。 テレビ、大好きな私(笑)
荷物を置いていざ浴室へ・・・
中庭にある新鮮な源泉が飲むことが出来るスペースの「龍神泉」 ↓
源泉を飲んでみて思わず温泉仲間とびっくり ひえ~!!
まさに南房総の海の近くにあるため塩化物泉だと疑っていなかった私たち、口に含んだ源泉から玉子の匂いがして、硫黄泉と気づきかなり驚きました
飲むと胃腸病や眼病に効き、近所の方が源泉をもらいに来ているのだそう・・・
驚きを隠せないまま内風呂に入りに行きしょう~♪
「男」と書いてありましたが、この日の日帰り入浴客は私たちのみ・・・窓からきれいな景色が見れる浴室に案内していただきました。
「朝・昼・夕と日に五色にも変化する
この鉱泉は実に不思議で身体への作用の不思議さをも裏づけ低温でも良く温まり湯ざめしにくいのも当鉱泉の特徴でもあります・・・」 ↓
こちらが内風呂 ↓
岩をくり抜いて作ったような浴槽は3、4人ほど入れる大きさ。
お湯は40度前後でいつまでも浸かっていられるほどの気持ちよい温度、ホウ酸、硫化水素などの成分を多く含んだ硫黄泉、お湯の中には無数の湯の花が舞っていました。
思った以上にキシキシ感はなく、肌に吸いつくようなやさしい泉質。
千葉に来てまさか硫黄泉に浸かれるとは・・・とにかくうれしい大誤算☆
湯上りは汗がじわ~っと出るほど身体がポカポカに温まり、仕事で少し疲れていた身体がとにかくリラックスできました。
ちなみに宿泊すると男女入れ替え制で二つの浴槽を楽しめるそうです。
写真にはおさめませんでしたが、大きな窓ガラスからは小さな池があるお庭がありました。
内風呂を後にしてこちらの石段を上り、のれんをくぐって露天風呂の「影向の湯」へ・・・
じゃじゃ~ん、こちらが私が一度目にしたかった景色 ↓
治承の昔、源頼朝が「弁天鉱泉」下の海岸線を通過する際に池で手を洗い、その時、海上はるか江ノ島を眺めると神霊が現れたので、この地に弁財天を建立したと伝えられています。
残念ながらこちらの露天風呂のお湯は温泉ではありませんでしたが、お湯にゆっくりのんびり浸かりながら眺める南房総の海はとても穏やかで空を見上げると真っ青な空に「とんび」が気持ち良さそうに何羽も飛んでいました。
ちなみに夜には遠くに漁火を見ることができるそうです。
あれっ、よ~く見るとカニさんも入浴していました(笑)
遠くに見える富士山と江ノ島 ↓
このセットを見られるなんて、なんか神奈川の温泉に浸かっているような・・・
こちらは「お休み処」 ↓
こちらが「昼食コース」のお食事
サザエ、アワビ、金目鯛、真鯛、カンパチのかま、出汁の効いた伊勢えびの「味噌汁」・・・など新鮮な南房総の海の幸を堪能させていただきました
どちらかと言うといつも山の温泉を楽しむ方が多い私たち、久しぶりに温泉宿でお魚を一杯食べたような・・・
チェックアウトの時間の15時近くになり、精算を済ませ、最後にお湯の色が一日に数回変わると言われている内風呂をちらっと覗きに行くと・・・
光の加減からか、お湯は午前中に目にした薄い水色ではなく、うっすらエメラルドグリーンのような色に変化していました。
温泉ってやっぱり生き物なのですね~!!神秘さを感じずにはいられません
ちょっと仕事がバタバタしていたため、4月中旬に訪れた弁天鉱泉の日記の更新がこの時期になってしまいました。
久しぶりに書いた温泉記事・・・やっぱり温泉のブログを書いているときが一番、癒される......
今回の「弁天鉱泉」が「平成」最後の温泉となりました。
「令和」最初に訪れる温泉はどこかな~!?
「令和」の時代もたくさんのお湯に浸かれると良いなっ
千葉 旅館 弁天鉱泉
泉質 含硫黄ーカルシウム・マグネシウム・ナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩泉
泉温 21.4度
効能 神経痛・糖尿病・眼病・リュウマチ・・・など