富山 大牧温泉観光旅館 その1 | ソムリエaccoののほほん日記

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お昼を食べ、その日の宿泊先となる大牧温泉観光旅館へ♪

 

大牧温泉は「船でしか行けない秘境の温泉風呂」として有名の一軒宿で、富山出身の同期のNちゃんから聞いてかなり前から行こう、行こうと思っていました。

昨年の紅葉もみじの時期にも宿泊しようと予約をしたのですが、連日の満室・・・今回、ようやく訪れることが出来ました。

 

庄川湯谷温泉の近くにあった小牧ダムからほど近くにある船着場から庄川峡湖上遊覧船に乗って大牧温泉へと向かいます。

ちなみに車は駐車場の中でも大牧温泉に宿泊する方専用のエリアにおいて乗船......

 

 

 

こちらが「大牧温泉のりば」 ↓

宿泊料金の中に遊覧船の乗船料も含まれているのかと思いきや・・・含まれておらず(笑)汗、往復の乗船料(2800円)を支払いました。

大牧温泉観光旅館と船会社は会社が違いますからね~、そりゃそうですよねあせる

 

 

 

3月1日からの春ダイヤでは小牧から大牧温泉へは一日4本運航、乗船時間はおよそ30分。

ホテルのチェックイン時間に合わせるとなると14:30か16:00に乗らないとお宿には辿り着けません。

アクセスは本当に船船のみ、山を通って車で行く・・・という行き方はできませんのでどうぞご注意くださいパー

 

 

 

14:30発の船内には遊覧を楽しむ観光客もいらっしゃるのかと思いきや・・・

お年をめしたツアーの団体客がほとんどで、皆さん大牧温泉に宿泊する方のみ(笑)あせる

乗船場から船が出発すると雪化粧した山々とエメラルドグリーン色の庄川湖のコントラストのきれいな景色が広がってきました。

きっと紅葉もみじの時期に訪れたら船上からまたさらに格別な風景を目にすることが出来るんだろうな・・・

 

 

 

なんか北欧のフィヨルドみたい・・・って実際見たことはありませんが・・・←おぃ!!

昔、地理の教科書で見た氷河によってU字に削られた入り江のようです。

 

 

 

・・・ということで絶景につぐ絶景 ↓

 

 

 

およそ30分後・・・いよいよ大牧温泉観光旅館の建物が目に飛び込んできました。

じゃん・・・

 

 

 

じゃんじゃん・・・

 

 

 

じゃじゃじゃ~ん!!

 

 

 

 

「日本列島最後の秘境 大牧温泉風呂」 ↓

つっ、ついに来ちゃいました~!!

 

 

 

 

大牧温泉風呂は寿永2年(1183年)の「砺波山の合戦」で源氏に敗れた平家の武将が彷徨っていたときに河畔から湧き出ている温泉を見つけ、創傷の傷を癒したのがきっかけ。

昭和5年のダムの完成でこの宿だけ断崖に取り残されたのだそう・・・

 

 

 

 

大牧温泉観光旅館は船しか交通手段がないので、まさに秘湯中の秘湯。

・・・なので「日本秘湯を守る会」の会員のお宿かと思いきや、「日本旅館協会」に属しており(笑)あせる、お湯は「日本温泉協会」が認可している「天然温泉」風呂

 

仲居さんいわく、この日の宿泊者はおよそ90名ほど。

その半分の40名くらいの宿泊客が一気に到着するため、1人の仲居さんに対して10名くらいが歩きながら館内にあるお風呂場や食事処の説明を受けるために仲居さんの声がほとんど聞こえず・・・少し乱雑感があったような汗

 

 

 

館内はとても広く、清潔感がありました。

フロントや渡り廊下に囲炉裏などがあり、温かい雰囲気.....

朝夕には炭火が入り、ゆっくりとお茶お茶を楽しめるようになっています。

 

 

 

船でしか行かれない「秘境の宿」ということもあり、旅番組のロケや温泉宿を舞台にしたドラマの撮影として使われることも多く、とにかく廊下にはたくさんの著名人の色紙やサインが掲示されていました。

 

 

 

こちらがお茶請けの大牧温泉オリジナルの俵せんべい ↓

とても美味しかったので同期へのお土産として購入して帰りました。

 

 

 

お部屋に着くやいなや、団体のおばちゃん達が浴室に殺到する前に(笑)、いざお風呂に浸かりに行きました。

広々とした敷地内には露天風呂、野天風呂、内風呂×2とありますが、野天風呂は冬季の間は雪崩の恐れがあるため、入浴することができません。残念でした汗

 

 

 

 

階段を下ったり、登ったり・・・

露天風呂へは一度、外へ出るため、スリッパからサンダルに履き替えます。

足元が大変、滑りやすくなっていますのでご注意くださいパー

 

 

 

女性専用露天風呂の脱衣場&温泉分析書 ↓

 

 

 

10人ほどは余裕で入れる大きさの露天風呂温泉

湖底に源泉があり、お湯は無色透明でとてもサラサラ、温度は41度くらい・・・

源泉を口に含んでみると匂いはしませんでしたが、苦味とえぐ味がありました。

泉質はナトリウム・カルシウムー塩化物泉、疲れた身体をじっくり癒してくれ、芯から温まることができました。

団体のおばちゃん達ともすれ違うことなく、終始、独泉。

庄川峡の大パノラマを眺望しながら贅沢な時間を過ごすことができました。