LOVE ONLY. | ☆

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WINGMAKERS Chamber 2



前日の夜中に、グリーンマウントに着き、駐車場で波の音を聞きながら

眠気に吸い込まれていった。


ク―ランガタに来たのは、その前の数日間、バイロンベイはゴーイングオフ状態だったため、

一日のサーフタイムは5時間ぐらいで、パドルのしっ放しということと、

サマースゥエルを堪能しきって疲れ切っていたため、この疲れきっている状態でスナッパー

を味わいたかったからだ。

そして、深い愛情を思い出す場所でもあった。




その頃、いつも思っていた。

人生の中でも、ここでサーフ出来るのは、かなり貴重な時間なんだと。

その頃のスナッパーは一年中、ツィードから砂をブン撒いていて、

その砂が、スナッパーに届き、世界中のサーファーにとってのドリームウェーブを

見事に作っていた。


作ってきたコーヒーを飲みながら、スナッパーを見降ろす。

すでに、20人くらいのサーファーでピークは埋まっていたが、レインボーベイ辺りは

人もまばらで、キャッチ出来そうな波が余っていた。



$☆

いつもどうり、朝が開ける直前に警察官に起こされた。

基本、車中泊は厳禁だ。



しばらく、様子を観察してから海の中に入ると、

様子が一変していた。

柔らかそうだったボトムは、ガチガチに硬くなってきて、ピークからドチューブの波がブレイクしてきた。

いったんバックウォッシュが入った波は、サーファーを弾き飛ばすか、

クレイジーなバレルになっていた。


$☆

グッドコンディションで、3時間ほどサーフしてから上がり、

一体、これは何だったんだ?

思い返すと、かなりのグッドセッションだったのではないかと、

その時間を、振り返っていた。



$☆


疲れ、体が弱っている時にこそ、人の力は予想もしない力を発揮する。

逆らわず、ただ自分と向き合う。

その先に、何かが発動する一瞬の光があるからだ。





そして、この場所で一度、愛を失い、そして、愛を誓った。