菜々は3月まで休学扱いになったが事実上退学となり自分の夢に向かって歩きだした。
優はまだ自分が何がしたいのかわからずにいた。みんながやりたいことを見つけいて内心焦っていた。
優)「俺ってホント何もないよな~なにやったらいいのかわからない…」
マスター)「焦ることないだろ?とりあえずうちでバイトしろ!ちゃんとバイト代払うから!」
優)「焦るよ…みんな頑張ってるじゃん!まぁ~とりあえず働くか…」
マスター)「でも優は変わった。今までだったら面倒くさいとか言ったな…焦らずしっかり時間かかってもいいから自分のやりたい事を見つけなさい。叔父としては今はそれしか言えないな!さぁ~お客様だぞ!」と入ってきたお客は菜々だった。
菜々)「なんやきとったんかい!マスターいつものね!」と煎りたてのコーヒーを頼んだ。
マスター)「優、着替えて…」
優)「早速かい!わかったよ!」と渋々いや菜々がきたことでテレながら着替えていた。
菜々)「なんや、ここでバイトするんかい?」
マスター)「菜々ちゃんいなくて大変なんだから…で、どうなんだ?」
菜々)「学校は4月から通えるようになったんだけどそれまではとがさんにいろいろ教わってる。いろんなミュージシャンの方々の曲をたくさん聞いとるわ!」
優)「なんかおかしくないか?」と着慣れない制服に戸惑っていた。
菜々)「まぁ~似合ってないこともないか…優…学校卒業したらうちと仕事一緒にせぇへん?」
優)「えっ!?」と突然の事に驚いていた。
菜々)「優でもなんかできるやろ?3年待ってあげるわ!やならえ~けど」
優)「そ…そんなわけないだろ!待っとけよ!」
菜々)「期待せずに待っとくわ!」優にも夢ができた。菜々と一緒に仕事をすること。ただそれだけのことだったが優には一番うれしいことだった。
12月に入り、毎年恒例の紅白歌合戦に奈和がいるSKE48、美桜のHKT48が選ばれ、グループとしても共演が決まった。
そしてみんなのところに元メンバーから嬉しいLINEがきた。
奈々が名古屋のある番組で女子大生レポーターとしてでることに、そしてあづさは今声優になるべく、短大をやめ声優の学校に入りデビューを目指していた。元skeメンバー全員が夢に向かって新しい年に向けて再び走り出した。