いつものように休憩時間で4人で話していると普段から疑問に思っていることを優は聞いた。
優)「なぁ~2人ともデートしたことあるのか?」
舜)「あ~いや~なんか学祭とかライブとかで忙しくて…」
優)「それって付き合ってるって言えるのか?」
菜々)「まぁ~そうやな?阿弥は2人でいたいと思わないん?」
阿弥)「でも一緒にいれるから…」
優)「よくできた奥さんだこと…」
舜)「あ~いや…」と頭を掻くと
菜々)「否定せえへんのかい!阿弥~日曜日用ないよね?」
阿弥)「ないよ!でも練習をするんじゃないの?」
優)「決まりだな!」
舜)「何が??」
菜々)「全く鈍感やな!デートに決まってるやろ!なぁ~阿弥?」
阿弥)「デート?」
菜々)「全く似たもん同士やな?」
優)「と言うことで決まりだな!」
舜)「なんで勝手に決めてるんだよ!」
菜々)「やなんかい?やだって言ってるけど阿弥…!」
寂しそうな阿弥を見て舜は、
舜)「い・いやじゃないよ…あ…阿弥、ど・どこ行きたい?」
阿弥)「東山動物園…」と小さな声でいった。そんな話してるとキンコーン、カンコーンと始業の鐘がなった。
そして日曜日デートが始まった!しかしそのあとを優と菜々がついて行ってることは知らない!
ここから副音声もお楽しみ下さい。
舜)「天気いいな!」
阿弥)「う・うん、そうだね!」初デートで2人とも緊張していた。
副音声…
優)「ガチガチだぜ!」
しかし時間がたてば緊張もほぐれ気付いたら手も繋いでいた。
副音声…
菜々)「いい感じやな!」
お昼は阿弥が作ったオニギリを食べて舜はかなり満足していた。
副音声…
優)「いいな~」
阿弥)「また2人でどこか行きたいね!」
舜)「そうだな!名古屋まだ知らないからな!」
阿弥)「うん!!」
そしていい雰囲気になって帰ってきた2人…
阿弥)「今日は楽しかった!」
舜)「うん!!」
阿弥)「また明日学校でね!」
舜)「うん!また!」
帰ろうとしてたら、
阿弥)「舜、大好き!」と舜のほっぺにキスをした!
菜々・優)「お~」
ちょっと大胆な行動に放心状態になる舜。
阿弥)「また明日~」
舜)「あ…あ~」
そんな急激に距離が縮まった2人を複雑な想いで見つめていた美由紀がいた。
一緒にいればいるほど苦しくなるそう感じた美由紀はあることを決意した。