嬉しい出来事から少し時間がたち、ライブハウスデビューに向けて練習の毎日だった!
いつもの練習場で早くきた舜と美由紀が話しをしていた。
舜)「そういえば、みるねぇは卒業したらどうするんだっけ?」
美由紀)「私?大阪の大学に行くことになってるの?」
舜)「大阪?」
美由紀)「うん!!音楽大学に行くんだ!」
舜)「音楽続けるんだ?」
美由紀)「うん!!舜は卒業したらどうするの?帰るの?」
舜)「わからない?決めてない…」
美由紀)「そう…私さ…本当は…」と言いかけた時残りの3人がきた。
舜)「何?みるねぇ~」
美由紀)「何でもない…さぁ~みんな集まったから練習しよ~」
美由紀がいいかけた言葉をこの時、舜は気にすることはなかった。
でも阿弥だけは何かを感じ取っていた。
そんな中、いよいよライブハウスデビューの日がきた。
戸賀崎)「今日はありがとう!一応時間はスケジュール通りということで…まだ他のバンドきてないからちょっと聞かせてくれる?」
舜)「わかりました!」
セットリストは青空片想い(スペシャルバージョン)とジョイフルと風が吹いているだった。
初めてのライブハウスだったためお客さんがいないのにもかかわらず、緊張してみんなミスを連発していた。
戸賀崎)「緊張した?」
舜)「スイマセン。本番までに調整します!」
戸賀崎)「大丈夫!でもセットリストはあれで平気だよ!」
舜)「ありがとうございます」
流石にみんな凹んでたが、すぐに気を取り直して始まるまで、待った。
そしてライブが始まり、次々とバンドが曲を披露した。
そして20時、skeがライブハウスデビューを果たした!
始まる前にミスしたおかげで演奏は完璧だった!
最初は反応も薄かったけど、それは高校生とは思えない、パフォーマンスに驚いていただけだった。
曲が終わりたくさんの拍手を貰った。戸賀崎も大満足だった。
戸賀崎)「良かったよ!これから毎月でてくれないかな?」
舜)「本当ですか?ありがとうございます」
4人)「ありがとうございます!」みんなは頭を下げて感謝した。
それから毎月ここでパフォーマンスをするようになり、skeはちょっとした有名人?になった。
菜々)「ヤッパリうちの時代がきたんや~」
優)「また妄想してるぜ!」バコッ!またいつものように殴られる優だった。
阿弥)「続く~」