そして学祭当日の朝…
公園には舜がいた。
舜)「♪風がふいている…」
ギターを弾きながら確認していると、向こうから優と菜々がきた。
優)「おいっす!」
舜が気づいて
舜)「なんや?同伴出勤かいな?」
菜々)「ちゃうわ!そこでお~たんや!」
舜)「まぁ~いいやん!しかし2人とも早ないか?」
菜々)「よかないわ!なんかそわそわして早、起きてしまって、ここにきたら舜おるかと思ってな!」
優)「俺も…考えること一瞬か!アネキも先出て行ったしな」
そんな話ししてると阿弥と美優紀もきた。
美優紀)「ヤッパリみんなここだったんだね!
阿弥)「みんな気持ち一緒だね!」
みんな揃ったことで気持ちが楽になったようだった。そしてみんなで一緒に学校に行った。
菜々)「こうやってみんなで一緒に学校行くなんて初めてやな?」
舜)「そうやな!」
歩きながらいろいろ話してると学校に着いた。
学校はすっかり学祭ムードで学祭ライブ~『みんな楽しめ、楽しめ~絶対に熱くなるぞ!』(どうやら高橋先生が考えたらしい(^_^;))
優)指を差し「あれ、どうよ?」
舜)「ようわからん…」
美優紀)「まぁ…楽しもうよ」
みんなそれぞれ時間までいろんな物を楽しんだがライブが近づくに連れて、気になるのか自然にみんな屋上に集まり、練習し始めた。そんな光景を他の生徒が見てて気付いたら人だかりができていた。
優)「15時ぐらいから体育館でライブやるから見にきてね」とかわいい子を見つけてはかたっぱなしに声をかけ、美優紀も男の子に声をかけていた!
そんな光景を舜、菜々、阿弥は苦笑いしてた。
そしてライブが始まった…
3組目までは盛り上がりもイマイチで(タイトルを指差し)嘘じゃない?と生徒が噂し始めた…4組目のダンスユニットのチームKがでてきて空気は一変した。メンバーは山本彩、横山由依、松井珠理奈の3人が見せるダンスと歌唱力は凄かった。
菜々)「なんや?急に緊張してきた…」
優)「めずらしいな!」
阿弥も美優紀もいつもの笑顔がなくなっていたが、舜1人だけニコニコしている。
舜)「逆にうちらのためにいい前座になったんちゃう?あとは楽しむだけやろ?俺らSKEのハート伝えようぜ!」
菜々)「そやな、いっぱい練習したしな!」
舜)「さぁ~盛り上がろぜ!」ハイタッチしてスタンバイした。
第11話に続く~