最大の債務先、ディックファイナンス。
ここには変な言い方かもしれませんがお世話になりました。
いい意味でも悪い意味でも、この「世話になった」という事が債務の拡大に広がった訳ですが…。
結局ディックに対しては2回、契約を交わしました。
きっかけはポケットティッシュを見た事。
フリーダイヤルへコールしました。
一度目の借金の日の事はよく覚えています。
あの頃、給料も殆ど無くて、そのなけなしの給料もパチンコに使い込んで…。
平成12年の年末、本当に年の瀬でした。
生活費として家に入金すべきお金さえもつぎ込んだ事で行き詰まり、目の前が真っ暗になっていた時でした。
どうしてお金使っちゃったんだろう。
そんな、今更嘆いても仕方ない事を嘆きながら、必死で金策に駈けずり回る私。
フリーダイヤルにつながり、審査するという電話の返事が待ち遠しかったし怖くもありました。
その「怖い」という気持ちを分析すると、二種類あったようです。
■お金が無い、全く無い。ここでお金が借りれなかったらどうしよう。
■家族に内緒で借金をしようとしてる。この借金は裏切り行為なのだ。
二つの気持ちは完全に相反する感情でありながら、恐怖という枠同じ立ち位置に存在していました。
私の収入状況では正直な所融資は厳しかったのではないでしょうか。
けれど、その日は年末の最終営業日でした。
私も行き詰っていましたが、ディックの方も最後の売上として数字を計上したかったのではないでしょうか。
何と通ったのです。
月に10万ほどの私の収入で、いきなり20万の融資が。
恐怖はあっさりと吹き飛びました。
私は即座に融資の手続きを実行にうつしたのです。
12月28日のことでした。
実は、ここへの借金は、一年もしないうちに家族に露見する事になります。
私のズボラな性格が原因でした。
スケジュールノートを親の目につく場所に放置していた為、支払明細からバレたのです。
その時、一括返済を父の支払によって立て替えてもらい、契約終了となりました。
分割でその借金も父に返し続け、数ヶ月後には債務ゼロになりました。
しかし、当たり前とはいえ大きな痛手を負いました。
謝罪は当然の事ですが、家族に一筆入れたのです。
「今後、私が何か問題を起こしたら子供の親権を手放して一人でこの家を出て行く」
詫び状という形の書式と共に、この取り決めを入れた念書を差し入れました。
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