サピックス名物「テキストの山」と
今日ようやくお別れしました。
3週間弱前、お姉を第1志望校の
入試に送り届け、一旦帰宅した夫と
散歩がてら少し離れたレストランに
お昼を食べに行きました。
「どうだろーね?がんばってるかね?」
などと喋りながら。
すでに第2志望に合格していたので
重々しい感じではなく
ホッとしつつ、まーどうだろうね?
みたいな雰囲気でした。
すると、道中で紙類の資源ごみを
集積し、処理している工場(?)が
目に留まりました。
「こういうとこにテキスト持ち込んで
直接処理してもらう人もいるんだって。
ここも受け入れてくれるかな?」
と夫に話すと、事務員さんに
聞いてくれました。
営業時間内ならいつでも持ち込んで
構わない。事前連絡なども必要なし。
とのことでした。
すべてが無事終わり
わりとすぐにテキストをまとめて
紐でしばるところまではしたのですが
やらなければならないことが色々あり
「いつでも捨てられるからいいやー」
と、テキスト山脈を放置していました。
雪がふったり、夫が不在だったりも
したのでね。
今日、その工場(?)の近くに車で
いく用事ができたので
「今日しかない!!!」と
行くことにしたのですが
おお!営業時間終了まで時間がないっ!
あわててお姉とテキスト山脈の
記念写真を撮り
車のトランクにバケツリレー体制で
わっせわっせと4人で載せる。
トランクには載りきらず
後部座席にまで。
住宅街のゴチャゴチャしたところを
「時間がないーーーー。(;°皿°)」
と焦りながら進み
でもなんとか到着。
この前応対してくれたのとは別の方に
事情を話すと、どうぞどうぞと
受け入れてくれました。
4人でまたエッサエッサと車から
降ろしてみると、
広い敷地の膨大な紙の塊の前では
それはただの「小山」に
過ぎませんでした。
「ああ、3年の結晶がここに…
全部このお姉の頭に入ったのだなあ…
多いのか、少ないのか、わからないけど
がんばったなあ。゚(T^T)゚。」
と一瞬感慨深くなりました。
高いお金を払って受けとり
大変な努力をしてこなしたテキストですが
それを今「もっている」ことには
余り意味はないのですよね。
(メモリアル的に残す分は別として)
これらは、お姉が成長していく上での
いくばくかの栄養になってくれたと
信じて、サヨナラしてきました。
お姉も
「あのテキストをもらうだけじゃ
全然意味がない。
先生の解説があって
自分で解いたから意味があった」
と言っていました。
ああ、これはもう我が家にも
お姉にも必要のない「紙の山」
なんだなあと思い知らされました。
「また2年後おねがいしますぅー」
とその場を後にしました。
だいぶ家が広くなってうれしい!