みなさまこんにちわコンバンワおはようございます。
 
 
 
 アッチパパです。
 
 
 
 久しぶりの更新となりました。
 
 
 
 いやね、題名通りです。講談やっていました。
 
 
 
 我ながら練習しましたよニヤニヤブログ更新する間も惜しんで!
 
 
 
 
 何で講談か?今回はその事をお話ししようと思います。
また奥さんと関係ない話です。運営さんからテーマ違うよって怒られそうな気がします滝汗
 
 
 
 
 
 
 発端は、私が勤める老健(介護老人保健施設)の6月イベント、『父の日』で、何かやることないかと探していたのです。
 
 
 例年ならば盲学校の生徒さん達による、和太鼓を披露していたのですが、今年は6月が都合悪く、7月になっちゃうと連絡いただきまして、「じゃあ、七夕イベントでやればいいじゃん」、となったのでした。
 
 
 じゃあ、6月どうする?とした時に、私の中でニヤニヤいいたくらみが浮かんだのです。
 
 
 
 
 
 
 
 「講談、ボクがやりますよ」
 
 
 
 
 
 
 
 他に何も案がない状態。私の案が採用されました。
 
 
 まあ当たり前。全部私一人でやれるし、やるから、他のイベント係何もしなくていいし。
 
 
 
 何故そんな事を思いついたかといいますと、前の記事にも書きましたが、私、2月に同じく職場の老健で演劇の舞台公演しています。
 
 
 
 演劇という生の役者が目の前で演じる事。その躍動感や、緊張感、迫力、楽しさ、それら、テレビなどの映像では決して味わえない舞台ならでわの臨場感。
 
 
 
 これらを、ご利用者さん達に味わっていただきたかったのです。
 
 
 
 老健や特養(特別養護老人ホーム)に入居されている利用者さん達は、大半が後期高齢者。身体機能も低下され、生活におけるQOL(幸福度)を高めることが、どんな施設でも求められています。
 
 
 
 私の職場の利用者さん達も、決して日々活き活きと暮らしているとは言い難い状況です。
まあ老健はリハビリが目的の施設なので、生活が目的の特養とは違いますが…。
 
 
 
 私は何とか、利用者さんのQOLを向上させたい。
 
 
 
 元気を与えたい。
 
 
 
 だってそこにいる人たちは皆、とっても優しい、愛すべき人達だから。
稀に憎たらしいのもいますけどね真顔
 
 
 
 そう考えた時、私に出来ることは、若い頃から打ち込んで来た、『演劇』でした。
 
 
 
 高校で演劇の面白さにハマってから、26歳でタイ(長男)が生まれるまで、どっぷりとその世界で役者をしていた私。この経験を生かさない訳にはいかない。
 
 
 
 と、思ったのです。
 
 
 
 
 
 2月に打った演劇公演は、好評を得ましたが、私の中では失敗でした。
 
 
 
 認知症や、機能の衰えた高齢者の方々には、まず台詞が理解できません。聞こえません。
 
 
 
 そう思ったので、私は出来る限り動きに重点を置いた脚本を書きました。
 
 
 
 時代劇テイストで、派手な殺陣もあり(私、殺陣師についてアクションも学んでおりました。)無邪気な女性キャラにハリセンでバシバシ殴られるアホな敵役で笑いをとり、当時中一の12歳美少年デレデレタイ(我が息子ながら何故こんなにイケメン…)を主人公にすることで、子どもという反則技まで駆使して行いました。
 
 
 
 でも、端々のネタは理解してくれるものの、話自体は理解していないのが、演じていると分ります。
 
 
 
 私は、これがどうにかならないか?と考えたのです。
 
 
 
 
 
 
 介護のテキストにもありますが、認知症患者がその脳の機能を低下させても、全く低下しない部分もあります。みなさまご存知でしょうか?
 
 
 
 それは、感情です。
 
 
 
 
 どんなに認知機能が低下しても、喜び、怒り、悲しみ、楽しさは、敏感に感じ取ります。
 
 
 
 たとえ、一切外部への反応を示さなくなったとしても、私は感情だけは、生きていると思っています。
 
 
 
 寝たきりで体を全く動かせなくなるほど身体機能が低下した患者に、感情が生きていれば、それは悲劇じゃないか。と思う方もいるかもしれません。が、感情と、意識レベルは別物です。
 
 
 
 意識レベルが低くなってしまったとしても、稀に覚醒した時に感じる感情は、同じだと思うのです。
科学的に違ってたらごめんなさい。
 
 
 
 話を戻すと、感情に訴えかける演技をすれば、利用者は理解しやすいんじゃないか?と思った訳です。
 
 
 
 演技に迫真をにじませ、本物の感情で演じる。
 
 
 
 実は、これが出来るのはものすごい高レベルな演技力が必要です。素人がやって出来るものではありません。
 
 
 
 でも、手前みそですが、私なら10年培った演技力がある。
 
 
 
 じゃあ、実験してみよう。と考えた訳です。
 
 
 
 
 講談は一人で出来る上に、感情の起伏が大きく、物語自体に大きな抑揚があるのが特徴です。
 
 
 
 臨場感たっぷりに、宮本武蔵と、鎖鎌の達人、山田真竜軒の戦いを演じてやろうと企んだのです。
 
 
 
 以下が先日私が行った講談の一部です。編集で顔隠すのも面倒臭いので、顔だししてます。
大体オッサンの顔さらしたところで、何とも思わないでしょ?利用者さんは全くうつり込んでいません。プライバシー保護です。
 
 アメブロの動画アップは1分間が限度らしいので、1分に編集してあります。途中の話だけです。
 
 よければ見てみてください。
 

 
 ちなみにフェイスブックの方では、友達限定で全動画アップしてあります。興味のある方はアッチパパのフェイスブック左差しにて、友達登録してみてくださいね。
 
 
 
 
 講談は全部で3席。この前日に認知症患者フロアで一席打ちましたが、やはり反応という反応はありませんでした。それはまあ、仕方ない。でも、何か内に訴えかけられていれば御の字。
 
 
 2,3席目は、一般フロアです。動画は最後の3席目です。
 
 
 
 一般フロアでは、想像をはるかに超えた反響をいただけました。非常に皆さん喜んでくれたのです。
 
 
 フロアに一人いる、最も気難しくスタッフが手を焼くおじいさんが、手放しで涙を浮かべながら満面の笑顔で拍手してくれたのを見た時は、やってよかったと心底思いました。
 
 
 
 全力の感情をぶつければ、高齢者であろうが、大きな反応を示してくれる。認知症患者さんに関してはやはり分りませんが、演劇はやはり使えると、確信した日でした。
 
 
 
 
 
 私はより多くの公演をしたいと考えております。本当は、高齢者だけでなく、障害者にも、そして、障害者の若者を役者として舞台を作りたいとも考えています。
 
 
 
 今はまだ駆け出し。
 
 
 
 こんなことを考えて、下準備をしている男がいると、知ってもらえれば幸いです。
 
 
 
 
 いつか、ね、福祉施設専門の大きな劇団を立ち上げたいなぁ。と思っています。
 
 
 
牛しっぽ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛からだ牛あたま
 
 
 あ、仲間募集中です。福祉施設で何かやりたいと思っている介護関係者の方。ボランティアスタッフの方、よければ気楽に連絡して~~~デレデレ
 なんかして、遊ぼ~~~ウインク
 
 
 


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