皆さんこんにちは アッチパパです。
今日は活動報告おば……。
講談やるよ~~~。イエ~~イ。
講談師 3F 佐藤くんとは私の事です。
これは、私が勤める老健(老人介護保険施設)にて行われる6月のイベント。
ほら、今はやりの、神田松之丞さんって講談師いるでしょ?その方のまるパクリなのです
だからどうしたという話。
奥さんとは今回関係ないのですが、私の特技は演技なのです。
若い頃に役者の世界にいたもので、演劇や表現に関することは大好き。
6月に父の日のイベントに何かないかと考えていた時、また、演劇を題材にした何かをしたかったのです。
また、というのは、今年の2月に一度同じく職場で利用者さん達を観客に、短い演劇の舞台を披露した事があります。
2月だったので、お題は節分。悪い鬼が災いや(転んでけがをさせるとか…。客が老人なので)疫病(季節的にインフルエンザだとか)を振りまきに来たのを、諸国を漫遊しながら陰陽師の修行している少年が退治するというお話。
実は、この主人公の陰陽師の少年というのが、息子のタイが演じまして、その母親役で、奥さんのしーちゃんも参加しました。
私は
悪い鬼役でございます。
写真が施設のデジカメに入っているのと、当日あまりにバタバタしすぎて記念撮影すらしてなく、私のスマホのデータ内には事前に試しメイクをした写真しか残っていませんでした。
奥さんのフェイスブックには、舞台裏を生中継した動画も残っているのですがね。
奥さんも当時舞台をやったことをブログに書いております。
こちらですね。よければ合わせて暇つぶしにどうぞ
何故こんなことをしようかと思ったか?
それは、映像ではない臨場感のある生のお芝居、そして役者の躍動感を、利用者に見せたかったから。
高齢者で、老健や特養(特別養護老人ホーム)に入居されている方は、やはり日々の暮らしに代わり映えがなく、刺激も少ない日々を過ごすことが多いです(全てがそうとは言いません。イベントやレクリエーションにとても力を入れている施設さんも存在しますしね)。
ただ、私の勤める老健という施設は、その目的が怪我や病気による身体機能の低下を、リハビリによって向上させ、在宅復帰を目指す。という目的の施設です。
怪我や病気により、通常の生活を送られている高齢者よりも、多くの制約やハンデを負っている方ばかりになります。
その為、自分の好きな事を、好きなように出来ない。思い通りに生活を送れない。そういった方々なのです。
日常に制約があるので、利用者さんのQOL(幸福度)を追求したくとも、なかなかに難しい。そこで考えたのが、演劇なのでした。
講談は、神田松之丞さんの動画を見た時、「あ、これ芝居だ」と思ったんですよね。
芝居なら自分も出来るなと思ってしまったわけです。
もちろん、講談未経験ですし、役者時代セミプロだったとはいえ、結局素人の講談なので、本気の方に言わせれば「出来るな…」なんておこがましくて怒られそうなのてすが、利用者さんに楽しんでいただければよいのです。
それに、講談のメリットは、一人で出来る事です。
2月に舞台をやった時は、しーちゃんとタイだけではなく、職場の同僚達も巻き込んでたので、まあスケジュールが合わず稽古が出来ない出来ない…
出来たとしても、誰かの仕事終わりの夜遅くだったり、休日に好意で合わせくれたりと、通常勤務をしながらはやはりきつかったのです。
休み返上で参加とか、ありがたいですが気が引ける。前回は好意に甘えてしまいましたが、何度も同じように無理を強いる訳にはいかない。
なので、講談なのてすよ!
自分一人で稽古が出来る。大道具いらない。小道具は扇子一つ。音響も照明も、いらない
なんて楽
前回は、演出、制作、舞台監督全て私一人でやってましたから。
これが成功すればね、幾つも題目増やして、何かにつけて演じて見せる事が出来ると思うんです。
「今日のレクリエーションは、講談の新作です」なんて言ってね。
利用者さんの目の前で、臨場感のある宮本武蔵や、赤穂浪士の戦いなんかが演じられたら、最高じゃないですか
ちょっとでもね、ワクワクしてもらえたら。
楽しいと思って頂ける事、それが一番ですから
でもね、本当は、一番やりたいのは、発達障害児(者)をキャストに、舞台公演をする事なんです。
演劇は、セラピーに使われるほど、総合的な様々な能力を駆使し、でも、その表現方法は人それぞれ。
マイワールドに入り込んで演じる者、天性の華で魅力する者、愛する事で空間を埋めてしまう者、絶え間ぬ努力で超越する者。そして、他人を活かす事で、自分が生きる者。
その表現方法は十人十色。
発達障害の特性も、十人十色。
自分を知ることや、表現する事、その表出方法。考え方。
そして、"演じる"とは、究極を言えば、有力な自己の感情コントロール法。
その経験は、人生に大きな影響を与えると思うのです。
奥さんのしーちゃんも、演劇に人生を救われたと話していました。息子のタイも、主役を演じた事は、大きな自信となったと信じてます。
いつか、ね。この活動が実を結び、
演劇をしていて良かったと、子ども達に言われる事、それが、
私の夢なのかもしれない。
と、思った今日このごろなのです。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました
あ宣伝させて下さい。
オリジナル小説、私UPしています。
長編サスペンスホラー作品となります。
興味のある方は読んでみて頂きますと、泣いて喜びます。私が
講談の様子は、本番はもちろんなんかあれば随時記事にしていこうと思ってます。
よければまた、読んでいってくださいね