GN粒子がほしい…。

 

 

 

 

 いきなりでわからない方が多いと思いますが、ガンダムのネタです。

 

 

 

 GN粒子とは、ガンダム00(ダブルオー)という作品の中に出てくる特殊粒子でして、

 

 

 この粒子が高濃度に散布された空間にいる人間たちは、意識をテレパシーのように共有できる、完全な相互理解を行える。というものです。

 

 

 

 

 

 

 欲しくない!?

 

 

 

 

 

 

 未来には実際に可能となる技術と思われます。そしてそうなれば、この世界に”障害者”という言葉も無くなるでしょう。

 

 

 

 

 さて本題なのです。

 

 

 

 今朝の私と奥さんの会話。私の心の声付きでお送りします。

 

 

「参加したいイベントがあるから、今度の休み、派遣のバイト入れてもいい?」

 

 

 奥さんは平日フルタイムで障害児デイケアの仕事をしております。

 その休みの日に、自分の参加したい発達障害系やスピリチュアル系のイベント参加費用を稼ぐために、バイトを入れたいと言っているのです。

 

 

 ですが、

 

 

 

心の声(またか…)

 

 

「派遣バイトを入れるくらいなら、起業の為の仕事をしてほしい」

 

 

(遅々として作業進んでないし…)

 

 

 

 

「それじゃ私が行きたいイベント、何にもいけなくなるじゃない」

 

 

 

 

(俺は自分の買いたいもの、趣味の模型プラモデル一つ買うのも家計の為に控えているが?)

 

 

「そうじゃなく、別に行ってもいいけど、俺がこの間言った(起業の)仕事は終わったの?」

 

 

「だって、私があれやろうとすると、半日くらいかかるんだもん。(発達デイ)の仕事も山積みだし、頭が切り替わらないよ」

 

 

「そういう仕事も含め早く終わらせる為に、バイトなんてしている暇ないんじゃない?って言ってるの」

 

 

「私が参加するイベント費用、家計から出すの難しいでしょ?タイの机も買ってあげたいって、あっちゃん(私)ずっと言ってるし」

 

 

 ぶっちゃけますと、我が家にはお金がありません。なので子ども達の学習机も買ってあげられない日々です。でも、タイももう中学生。いつまでもリビング学習だけでなく、自分のプライベートな空間、自分専用の学習机を買ってあげたいのです。

 

 

 なぜここまでお金がないか、奥さんのさまざまなイベント参加諸費用、資格取得費用。セミナー参加費用。が、8割理由をしめております。

 

 

 なので、「家計からしーちゃんが参加したいイベント費用は出せません」とずっと前から言っているのです。

 

 

 

「そのくらいの費用のものなら行っていいよ。」

 

 

(頭の中で家計の数字が高速計算されております。)

 

 

「何度も言うけど、俺は派遣バイトに行くくらいなら、起業作業してほしい」

 

 

 

「でも家計、たいへんでしょ?バイト行くよ」

 

 

 

「ぎりぎり大丈夫だ。それより遅々として進まない作業を何とかしてくれ」

 

 

(俺だってフルタイムで働いている上に家事と家計管理をしながら準備をほぼ毎日し続けている。何でしーちゃんは出来ない?)

 

 

 心の声をしーちゃんも察します。

 

 

「そんなこと言われても、私とあっちゃんの能力は違うもの。時間の使い方もあっちゃん上手いし…。すぐには出来ないよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 いろいろすれ違いが生じているのがおわかりでしょうか?

 

 

 定型発達の私は、お金の使い方。時間の使い方。その効率的な利用法を、感覚で掴んでいます。しかし非定型発達のしーちゃんは、そうではない。

 

 

 

 でも、私がバカでした。しーちゃんが言った、「私とあっちゃんの能力は違うもの…」という言葉に、私は衝撃を受けました。

 

 

 俺が出来るんだから、お前も出来るだろう?という考え方は、危険です。暴君の考え方です。

 

 

 人は、定型、非定型の別だけじゃなく、千差万別の能力を持っている。それを強要するのは、根本から間違っている。

 

 

 能力の強要や、こうであってほしいなどの願望のすれ違いが、不和を呼び、特にアスペなパートナーをもった者をカサンドラ化させます。

 

 

 

 私の場合、『俺がサポートするから、しーちゃんは才能を開示しろ』と強要し、思い通りに行かない事に苛立ち、さらには金銭面で我慢している事を根に持ち、自分が犠牲になっていると思いこんでいるのです。

 

 

 

 パートナーとは、そういうものではないでしょう?

 

 

 

 カサンドラ化し、暴君となった私は、むしろ奥さんの自己肯定感を奪ってしまいます。

 

 

 ただでさえ無い自己肯定感が、さらにパートナーに削られるのです。

 

 

 

 こんなこと間違っている。

 

 

 

 ならばどうするか…。考えました。

 

 

 すると、奥さんを、急かす必要なんてない事に気付いたのです。

 

 

  

 私たちは共に成長してきました。私が成長すると、奥さんも私の上を行き成長しているのです。特に相互に何かした訳でもありません。でも、私は何となく確信している事があります。

 

 

 

 パートナー(ソウルメイト、強い縁で結ばれている魂)は、ただ、信じ、自身が成長すれば、そのオーラが互いに影響し、引き上げ合う。

 

 

のです!! 

 

 

 

 

 言葉は、人が作り出した一つの便利なツールですが、万能ではありません。むしろ、穴だらけのコミュニケーションツールです。

 

 

 非言語コミュニケーション(目線や表情、身振り手振り、間などの言語をサポートするコミュニケーション)が苦手な事が、自閉症スペクトラムの特徴の一つであったと記憶しています。奥さんも苦手です。

 

 

 言語は、非言語コミュニケーションと一緒になって、ようやく相互理解の一端を担えるものになると考えます。

 

 

 『一端』という表現の理由は、本当の相互理解とは、おそらく魂となり、肉体という垣根を無くさなければ、得られないと思うからです。

 

 

 

 

 

 冒頭のGN粒子の話は、ガンダム世界において、ビームの飛び交う殺し合いの戦場で、敵味方の区別なく全ての兵士たちの意識を繋ぎ、完全な相互理解をすることで、戦争を終結させる話です。

 主人公のガンダムパイロットは、戦場にいる人間すべての意識共有の中心となる事で、人類の一つ上の、新人類となります。

 

 

 

 

 

 誰が犠牲になっている、とか、自分だけが、とか、きっと、本当はどうでもいいのです。

 

 

 自分の魂を輝かせよう、と思います。

 

 

 その輝きは、きちんと伝播します。

 

 

 

 

 私は仕事前に、必ず手を合わせて瞑想します。

 邪念を捨て、雑念を捨て、天は常に自身の魂を引き上げるように、手を差し出してくれている。

 その手を掴み、一つ上の自分に引き上げてもらってから、現場に入るのです。 

 

 

 

 これをするのとしないのとでは、仕事場での相手の反応が、まるで変わります。

 どんなに気性の荒い人でも、笑顔で相対してくれるようになります。

 

 

 10年以上続けた経験から、断言します。自分が輝く事から、相手を輝かせられるのです。

 

 

 

 

 

 

 最も近い家族には、欲張っていろんな事を望んでしまう。そんなことせずに、ただ信じて、自分が輝くよう努力すればいい。

 

 

 

 そうすれば、人としてのステージが上がれば、最も近く結ばれている魂は、自然と共にあがる。

 

 

 

 

 

 

 こんな簡単な事に、やっと気付いた今日この頃でした。

 

 

 

 

 

 

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