おわったーーー
昨日市のPTA連絡協議会年度末理事会に出席してきました。
はて?PTA連絡協議会とは何ぞや?と思っておられる方も多いでしょう。てか、皆知らないと思います。
前の記事でPTA会長を務めたとは書きましたが、会長になると所属する機関(?)があります。それが、市町村別PTA連絡協議会というものです。(確か市の教育委員会の社会教育課だったっけ?うろ覚え…)
これは、主に各市町村内の小学校、中学校のPTA会長が所属し運営される会で、運営内容は文化講演会の主催、青少年健全育成推進大会の運営。ママさんバレーや、パパさんソフトボール大会の主催運営などを行います。他にも視察研修会と呼ばれるバスハイクもやるけどね。
んで、私会長を3年、会長を引退してから一つ上の郡のPTA連絡協議会本部役員幹事(役職名だけはカッコイイ…。内容は雑用です)なるものを1年やりました。それが昨日、終わったのです。
ええ、疲れました…。
いや、批判的な意味ではないですよ。協議会のメンバーは皆さん精力的にPTA活動を通して子どもの教育や健全育成の事を考えておられます。てかね、こんなの好きじゃないと出来ねーっす。
実際参加してみるとわかりますが、面白いです。何が?と言われると難しいのですが、皆志が同じと思えるのが嬉しいのです。
今の時代、核家族化となり、特に地域社会との交流、協力が薄くなってきてしまっています。我々が子どもの頃は、子ども会やPTAが頻繁にイベントを行い、夏には神輿を担ぎ、冬には餅つきをやり、学校イベントにも協力して、マラソン大会の御褒美に農家さんが差し入れてくれたさつまいもを何故か芋ようかんにして出してくれたり、キャンプだ、なんだと父兄が各組織に所属して子どもの為に活動していたものです。
今も私の下の息子が通う小学校はいろいろやっていますが、年々縮小傾向にあるのが現実です。
それら地域との交流、学校に子どもを預けっぱなしにするのではなく、自ら学校やそのイベントに参画することの重要性と、その姿を我が子に見せられる事。
なんて言うのでしょう、正しい事だと思うんです。
子どもを育てるのは、親だけではありません。地域、社会全体が一体となって行う事。地域があたたかい、学校があたたかい、そういう環境の中で、子どもは健全に育つのだと私は思います。
だって、想像してみてください。PTAが存在せず、学校のイベントがほどんど無くなってしまったとしたら。
運動会は、小さな小さな競技会に縮小し、テントやシートを持ち込んでの家族でのお昼御飯も無くなります。
夏休みのキャンプも無くなり、学級部が行う学年別お楽しみ会や、父兄参加のゲーム大会も無くなります。もちろん、バザーも無くなるのです。
自分が子どもだった時の事を思い出して、それらが無くなった時の事を想像してみてください。それはあまりにもさびしくないですか?
子どもを楽しませつつ、地域と交流のしかたを教え、その子の社会を広げて行く。無くてはならない組織がPTAだと、やはりその中心にいたものとして思うのです。
ここまで引っ張って、何が言いたいか?それはやはり、近年PTA活動に非積極的な親が増え続けている事です。
わかります。内容を知らないから、非積極的になるのです。だから広報があるのですが、広報誌を出したところで全ての親が見る訳でも、見て積極的になる訳でもありません。(かつての私がそうでした。PTA活動は奥さんにまる投げし、たまたまバザー運営委員会に役員選出で決まって活動している内に、会長に推薦されたのです。それまでただただ、PTAなんて面倒だと思っていました。)
ただ、地域との交流を絶ち、PTAに参加せず、学校に子どもを投げっぱなしにする。
子どもは、一日の1/3は外にいます。起きて活動している時間では、一日の半分は外にいるのです。その半分を、無責任に放置する事になると、私は思うんです。
いつも側にいるよ。
いつも見守っているよ。
いつも想っているよ。
そして、
親と先生は、チームなんだ。
そう、思わせる事と、思わせない事、どちらが子どもの豊かな心を育めるか?PTA連絡協議会のメンバーは、それを無意識に感じ取り、活動し続ける人ばかりです。
確かに疲れるよ。私が一番忙しかった時は、仕事の休日は全てPTA活動に消費されていました。はっきり言って休む暇などありませぬ。
確かに今は解放感でこの記事を書いています。でも、また機会があればやる気満々です。
ていうか、私まだおやじの会会長やってるんですよね。さて、今年のバザーは何を出店しようかな
さてはて、私達夫婦でブログをしておりまする。
こちらもよろしくお願いします。